前回知っておいた方が良いかも!想定を超えるトラブルだらけという肌で感じる最近の流通業界裏事情。その①
からのつづきです
・ビン、ワレモノの破損(3回)
・業者梱包の引越し便で家具破損
・クール便・着日指定を改竄された
『ビン、ワレモノの破損』
これなんですが、
わずか1ヶ月の間に購入したワレモノ(ビン)が
3回の破損事故(配送業者も複数他社)
①・代替品無しで全額保証
②・半数破損で全額保証と汚れた残存物引き取り
③・破損品のみ差し戻し。代替品を後日配送
①は良くある対応ですが、
②については交渉した結果、残存物も引き取る形に
保証対応後の残留物所有権は各営業所にあり
・責任者の裁量である程度は融通できる
・社内保険は使いたくないので示談提示が多い
という事情があるようなので、
購買内容によって情状も問えるため
このような対応も例外としてあり得るという。
(こちらから提案しなければ絶対に無いですが)
『業者梱包の引越し便で家具を破損』
この件の顛末が酷いので、
少しこの時の内容を書いてみます。
対象になった家具の特徴は
約30年前に製作されたスピーカースタンド
Sonus faber Column
・土台部分はイタリア採取の大理石
・webで探す限り代替品は無く
・台座(大理石)の破損が多く良品の個体数が少ない
(輸入代理店の方の話)
こちらは受け取り側
発送側の方も配送業者の方に事情を話して
梱包してもらったとのことだったんですが
届いてみると…
(写真がすぐに用意出来なかったので画像なしです)
・薄い緩衝材1枚で包んであるのみ
(このスタンド10kg以上あります。)
・配達員がゴンッ。と置いたスタンドの向きが横向き
(土台部分は代替品の無い大理石)
(ダンボールとスタンドの間に緩衝材なし)
それはねえ。割れますよ…
案の定というか代替品無しの破損事故が起きました。
数年間このスタンドを探していたので
これは参ってしまった。
即座に破損について
営業所の責任者に確認していただいたんですが
『後日、金銭保証させていただきます。』
と破損したスタンドを持ち帰ろうとするので…
『これは置いておけないんですか?』
と提案したところ
『それは出来ないことになっています。』
というので
まず、その前提を変えていただきました。
現状の写真を撮った上で
当方で現状品を預かるということで納得
この時に
『僕にとって最大限の利益があるように対応願います』
『はい。わかりました』
という遣り取りを挟んだことを付け加えておきます。
さて、
『金銭保証させていただきます。』
と提案されましたが
こういう場合はどういう内規があるのか?
と尋ねたところ…
・出来る限り代替品を用意する。
・もしくは金銭保証。(評価は取得価格が上限)
これ方は代替品の用意が
出来ないであろうと想定して
(調査したところ、
取得価格と市場価格差があまりにも大きいので
用意しないだろうと予測)
代替品を求めるが状態の良悪を差し引いても
かなり用意は難しいだろうから
『市場価格を加味して金銭保証いただけるだろうか?』
と、申し出たところ…
『出来ません。』
ということなので代替品を求めました。
数日後、
『ちょっと用意ができない。』
というので、世界中を探せば…
まあ、そこまでしなくても代替品はあると思います。
と返答させていただきました。
(その場で海外サイトなども見ていただきました)
また数日後、
多少は市場相場を加味するので
『金銭示談していただけないだろうか?』
というので、お断りさせていただきました。
最初にこちらのオファーを断られていますので
あくまでも代替品のみを求めます。
では、こちらからの提案として
『ある程度の金銭&破損したスタンド』
破損品の残存評価額は50%程度として
対応は出来るでしょうか?
と伝えたところ
『大丈夫だと思います。後日ご連絡します。』
という返答が、
(彼は全権責任者だと言うのだが…)
それから数日。
もう少しだけ遣り取りは続きます…
続きは次回に!