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機械学習AIの進化。ディープラーニングについて、2016年3月9日の『Alpha Go』VS『イ・セドル』世紀の囲碁対決を振り返ってみる。

2017年5月27日

23日(米国時間)にTwitterで公開された
Microsoft社の機械学習人工知能『tay』
デビューから僅か16時間で緊急停止というニュースが…

 

この話題を考える前に
知らなければいけないのは
学習型人工知能として同じく今月の話題となった
DeepMind社の人工知能『Alpha Go』

Googleが
テスラモーターズの創業者イーロン・マスクや
香港の英雄リ・カシン他数名と共に
4億ドルで買収した
スタートアップ企業が開発した
『Alpha Go』

ディープラーニング&強化学習という
アプローチの人口知能で
WEBに蓄積された膨大なデータを
記憶させた人工知能同士で処理を競わせ
膨大なサンプルデータを創造して
さらに進化していく。
という人類の進化行動パターンのAI

1980年くらいに流行した
ビデオゲーム『スペースインベーダー』の攻略から
スタートした『Alpha Go』
どのくらいの学習処理能力かというと…

・スコアを最大にせよ。




という指令で『スペースインベーダー』
プレイスタート!
初めの15分ほどは初心者なので
予備知識のある人間の方が上手な状態。
30分ほどあたりからは超上級者と呼べるようになり
一晩プレイさせたままにすると
『無駄な動き・無駄なショットが全く無くなり』
シンクロしているかのようにプレイが進む。

次の挑戦は『ブロック崩し』
・初めは本当にひどいプレイ
・1時間で高得点を出すようになり
・2時間で超上級者になり
・4時間ほどで既存の攻略プレイよりも
良い方法を自分で考え出すようになる。

例えば、
ブロック群に向かって正確無比な跳ね返し方で
一直線に通路をつくり、
より最短時間・距離で攻略するようになっていく

2015年2月には
あらゆるゲームを何も教わることなくプレイ。
ありとあらゆるゲームをマスターし
プロのゲームプレイヤーに圧勝するようになった。

ちょうどその頃は日本でも
将棋で日本人開発のAIがプロ棋士を超えた!
と話題になり、
現在は公開された場所での
『プロ棋士VSコンピューター』
は全面禁止となっています。

しかし、
それでも現在のコンピューターでは
難攻不落と言われたゲームが一つ。

2015年、
現状のコンピューター進化速度では
プロプレイヤーと互角の勝負が可能となるのに
『あと10年』が必要と言われたゲーム。
世界最高難易度とされている
『囲碁』

それからわずか1年。

2016年3月9日〜15日の期間で
名実ともに韓国棋院が誇る世界チャンピオン
イ・セドル』九段との5番勝負
世紀の対局が実現。
(余談ですが勝者への報酬は研究費として
googleから約1億2000万円)

結果は『イ・セドル』九段の1勝4敗。

5戦の内容は『Alpha Go』が人間なら
打たないであろうという手筋で仕掛けていき
イ・セドル九段が応戦という展開で進む

最終の第5局では『Alpha Go』の打ち手を咎めた
イ・セドル九段が勝勢。
その後『Alpha Go』がイ・セドル九段を逆転するという
今までの人類には想像も出来なかったという
衝撃の結果となった。

すべての囲碁・ゲーム関係者は問題なく
イ・セドル九段の5戦全勝という見方だった。
(10年は掛かるというその日から
わずか1年での出来事だから当然なのか。)

囲碁関係者の期待を一身に背負った
韓国棋院イ・セドル九段の対局後のコメント

・全くスキがなかった。
・あまりにも強い。一矢報いたことを誇りたい。
・1200人ほどいる世界のプロ棋士と呼ばれる
誰もが考えた事のない・打たない手もあった。

この数日後に韓国政府は500億円規模の
AI研究開発費を公的に投じると発表。
凄まじいスピードで進化を続ける人工知能

さて、23日に一般公開に踏み切った
マイクロソフト社のディープラーニングAI
『tay』はどうなったのか…。



続きは次回!

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