ダーツ投げ方のコツ(14)
Q&Aっぽくチェック!
難しいことも含めていろいろ試してみよう!
—————
《ダーツは回る場合が多い?》
→テクニックが付いてくると
回転させないで
ダーツの推進力を上げる事も出来ますが
大抵の場合、上手になると
最後に離れる指に沿ってバレルが離れていく。
結果としてダーツは回転します。
この回転を『何回転させるか?』など
ある程度でも
出来るようになることで
フライト抵抗の微調節も可能になります。
(次回の上達法(15)は回転について!です。)
《少しは適当に投げる!》
→いま使えるテクニックの範囲で考えない!
→新しい発見(飛躍的な進歩)は
適当に投げた時の感覚とか
新しい考え方を知った時に生まれやすい。
他人こそ最大の教科書!と
心掛けると上達への近道!
《初心者のダーツをじっくり見る!》
→新しい発見は
中級〜上級レベルのプレイヤーより
初級者のプレイから見つかる事が多い。
型にとらわれない発想があるからです。
いつでも工夫・発想しましょう。
そこから、自分でそれを再現してみる!
初級者こそ最大の教科書!
といっても過言ではありません。
《レーティングの変動は期待値の収束!》
レーティングは移動平均です。
期待値だということを忘れないように!
感じられない程度に
実力は日々変化しています。
頑張った自分を信じて投げましょう!
《最終的には何も考えずイメージで!》
いろいろと考えながら投げるのは
結果の出にくい投げ方です。
実戦では今までの練習を信じて
『ただ、投げる!』
(練習で出来ない事は長く続きません!)
結果を求めるのに重要なことは
日々の考えや練習を活かして
・いかにシンプルに投げるか!
《どうしても!すぐに上手くなりたい時!》
→簡単な物理を考えると出来る場合が多い。
(物事には必ず理由があります!)
たとえば、みんなが知っている
→ダーツは縦ズレ!この根拠など。
(理解・識別出来ている。これを実力と言います)
《大きいフライトは抵抗が強い!》
(飛行姿勢の変化に影響大!)
→目標までの高さと距離は決まっているので、
飛行姿勢の変化もそれほど多くのパターンは無い。
(すぐ覚えられるので頑張って覚えましょう!)
→初級者の方に大きなフライトを勧めるのは
まず簡単な着点までの飛行姿勢を覚えるためです。
(漠然とではなく理解・識別を深めましょう!)
《ダーツの姿勢をコントロール。
道具選びや調整で飛び方を変化させる場合は?》
フライトを変えたり
シャフトを変えたり
バレルから変えたり
外的な干渉で飛び方を変化させる。
これには、
それぞれの道具に対する理解がとても重要です!
フライト・シャフト・バレル
たった数種類しかない道具の選択肢ですが
ひとつ道具を変更すると
他の要因との兼ね合いまで大きく変わります
『セッティングは全体のバランス』です。
道具の変更はとても難しいことです!
最新の注意を持ちましょう。
(フライトの摩擦までイメージ出来るくらいなら
その感覚は間違いなくプロ級です!)
《指から離れる時は目標方向に力を向ける!》
Point!
《進行方向と反対方向に反動の逃げ道をつくること!》
→投げるという行動に対して
ほぼ、無反動で投げられるまでには
かなりの練習・時間がかかります。
早い上達の鍵は
『反動をキレイに逃す方法』をつくることが大切!
重要!
運動を起こしたときは、
(ここではダーツを前に投げようとすること)
反対側にも力が働きます。
肘を下げる行動・肩を動かす行動
投げる方とは違う腕の動き、などなど
・どの方向に向かって
・どのように動くかをチェックしましょう。
そうすると
ダーツを前に投げるという力とは反対側。
すなわち、
後ろの方向にも力が向かうイメージを
感じ取れるかと思います。
その時に、
腕・肘・肩・身体全体などなど
いろいろな力の動く向きがわかると
正確な動作・方向を把握出来ます。
(物事は観測点が多い方が精度が高い)
ある程度まで理解が進んで
なんとなく『行動の理由』が理解出来たら、
すべての動きをなめらかに連動させましょう!
→腰・肘・手首を固定とかではなく
・身体全体の動きを連動(リンク)させる。
この辺を理解出来てくると
ダーツを狙う。というときに
自分の眼前でしか狙えない。
ところから、後ろに逃げる力などを感じたり…
『観測点』を増やすことにより
より広い視野・視点。
より長い直線で狙うことが出来ます。
言葉で理解するのは難しいですが、
良く解らなくなったときには?
小型のハンドガンと銃身の長いライフル
どちらが狙いやすく
どちらが命中精度が高いか?を思い出すと簡単です。
長ければ、長いほど絶対に有利!です。
《フロート状態をコントロールする。》
→ダーツ姿勢を調整して
フライトの抵抗・推進力・重力など相反する力が
拮抗した時に進む距離を大きくしやすい。
最速ダーツ上達法12!からの補足です!
この調整が出来るようになると、
伸びるようなダーツに見せることが出来ます。
(見慣れないのでより効果的!)
幾つかの力からなる拮抗状態はデリケートなので
(パワーバランスが纏まってくると、
一つのピーキーな要因が大きな誤差となってしまうため)
狙ったところへ投げるには
とても繊細なコントロールが必要となります。
もうダーツは投げていないのですが
筆者の投げるダーツを見た人が
なぜ?そうやってダーツが飛ぶ?
という質問を受けることが本当に多かったです。
(狙って投げてます!)
その場で説明すると
長くなりすぎて説明出来ないという..
その答えにも近づいて来ました!
———-
最短・最速ダーツ投げ方のコツ。も
(14)まで来ましたが
上達の力添えになれたでしょうか?
筆者が何故?ダーツを投げたのかというと、
単純に
初年度の
ダーツライブプロ・ライセンスカードが欲しかった!
からです。
(初年度は登録無料!でした。)
いまは
『JAPAN16・選手名鑑』
なんて出来たんですね!
(2016年4月から)
ちょっと見ていたら
(初年度は200人くらいだったと思うんだけど)
更新していないのに自分の名前もありました。
ライセンスを一度でも取ったことがある人が
対象なんですねえ。
すごいプレーヤーの数です!
さて、どうやってライセンスを取ったかというと…
時間も限られていたし
最速で取ってしまおう!という安易な考え方で
・半年〜1年以内
・レーティング17以上
・余裕を持って合格という
結果・期間を宣言してから実行しました。
『受験』ですからね!
周りのダーツ仲間に正直な気持ちで
『出来ると思った?』
という質問をしたところ
筆者なら出来そうだけど絶対に無理だと思っていた。
というのが周囲の解答がでした。
ここまでお読みいただけたプレイヤーの方なら
お解りいただけるのではないでしょうか。
大丈夫。絶対。必ず出来ます。
まだまだテクニックや考え方として
様々な創意工夫はありますが
この辺りからは
『メンタル』も重要になってくるかと思います。
練習にひとつにしても
イーグルアイ5時間とか飽きますよね。
たとえ上手くなるとはいっても
それはちょっと…
筆者もそういった練習は避けて来ました。
ダーツでやっていきたい!という
目的を持った選手ではないので
『飛び方の美しさ』への拘りがあり
それについてはかなり考えました。
(やっぱり!かっこよく飛ばしたいじゃないですか。)
動機はどうせ出来るなら
カッコいいほうがいい!程度ですが
(この限定条件を入れたことで60日くらい
結果までの期間が伸びました。)
考えてみると、
短命でしたがビリヤードでは競技選手。
やっぱり魅せる。というところを求めて
悔しいゲームも沢山経験しましたが
まったく後悔もなく
(この辺りからプレイスタイルも確立したいところ)
『メンタル』に着目すると
どの競技にでも共通するのは、
お互いに苦しい展開になったときは精神力の闘い!
足と足の引きずり合い、
泥の中でグチャグチャになりながらのような
実力が同等の相手との拮抗の中で
深い水に潜っていくような精神状態で
逃げ出さないで戦わなくてはいけない。
こういう試合は
先に息をあげた方が確実に負けます。
流れが悪いと感じるとき
我慢し続ける強さと
そんな中でどこで切り替えるか?
いまの状況でどこまでが可能か?
こういう状況判断も必要になって来ます。
(ダーツプレイヤーの皆さんは体験してますよね!)
これからは精神状態のつくりかたも
考えていきましょう!
———-
最短・最速ダーツ投げ方のコツ。についてですが、
このレベルまでなら飛び方・飛ばし方など
考えなくても絶対に届きます。
が、
誰にでも出来るとは言い切れません。
(イメージへの負荷が高くなりすぎるためです)
直感に自信を持てないプレイヤーは
自分を特別だと思えないからこそ考えることができます。
ポジティブに!
頑張っていきましょう。
それでは今回のまとめ
上達のための重要なキーワードです!
最短・最速ダーツ投げ方のコツ。
次回は回転について!です^^