ダーツ投げ方のコツ(13)
簡単に行動原理・原則の理解を深めよう!
(すぐに使える!簡単なレーティングの上げ方です。)
前回の掟破り練習法!
お試しいただけましたでしょうか。
(逆投げ!)
練習方法!
①・ダーツを横にしたまま投げる
②・下から投げる
重要!
③・フライトを前に向けて投げる!
→フライトの重要性が理解出来ます!
→フライトが無いともちろん刺さりません!
→フライトが小さいと超高難度!になります。
『フライトの大きさの影響がわかる』
→フライトが大きいほど
刺さらないように投げる方が難しいくらいです。
『何故ダーツの型、フライトの形状は
似たような大きさが多いのか?解ります!』
フライトは後方が広くなっている。
この形状がほとんどなのですが…
(試しに前方広がりの形にフライトを切って
試してみると上手く刺さりません。)
『ダーツは(テコ)なのでフライト形状は
一番後ろが広がっていないと補正が弱い!』
うーん。
ティアドロップ・ロケットなどのフライト形状が
人気の無い理由の一つかも知れません…
逆投げなんて、
変な練習課題ですがこれを試してみると
→投げてから刺さるまでのタイミング、
時間。リズムを考えるようになります。
(くるっと回って刺さるまでに
1番良さそうなタイミング・速さ・軌道を
計って投げるようになります!)
こういった事柄を理解していくと、
より原理・原則に従った考え方で
ダーツを投げられるかと思います。
自己都合で投げて、懸命に練習を重ねたとしても
とても残念ですが
誰もが上手になれるわけではありません。
1人でダーツの練習が出来るだけで
立派な競技ダーツプレイヤー。
どうしても上手くなりたい!この一心で
頑張って行きましょう!
それでは、
どの都合で投げて・どの都合で練習すれば
上手になりやすいんでしょうか?
→大切なのは
『原理・原則』に従うことです。
→入門編!ダーツの持ち方と投げ方で解説した
『力の抜き方』からもこれが証明出来ます。
すべての物質に均等にかかる力
『重力』は絶対にかわることがありません。
これはすべての根幹となる重要な考え方です。
では、この考え方ではどんなことが出来るのか?
腕を後ろに引く動作
『バックスイング』を考えてみましょう。
いままでの内容を理解していると
肘から先をしっかり脱力出来た場合
肘から先の腕の部分は
ただ自然にゆっくりと後ろに倒す事が出来ます。
これが『バックスイング』です
完全脱力であれば絶対に無理のない
真後ろ・真下に腕は下がります。
しかし、完全な脱力状態で
腕を最後まで引いてしまうと
さすがにコントロールが難しい。
重要!
『ダーツは指から離そうと思ったところから、
離れ終わるまでに
思った以上の時間が掛かっています。』
投げる前や投げる時に考えている
イメージと実際の行動はズレます。
脳から出る伝達信号の問題があるからです。
伝達は電気信号なので
脳〜指先にタイムラグが発生します。
湿度・気圧・温度。
(体内信号だから特に体調からの変化もある)
このような要因が重なって
イメージは実際の行動に繋がります。
この辺の理解が多少は無いと
『スランプ』の原因にも繋がります。
アドレナリンが多量に分泌される条件下では
伝達が早い気がするんですが
どうなんでしょう?
(自分は理解していないです)
結果が良い方向に現れる時は
大体は決まって調子が良い!ときです。
(イメージに対して実際の行動結果が近い)
良い時・悪い時をそれなりに投げこなす。
高いレーティングを維持するにはとても大切です!
さて、このタイムラグ感じることが出来るのか?
ダーツを投げようとする。
この動作中はとても早い動きをするので
ちょっと理解するまでは難しいですが、
必ず出来ます!
早い動きを『わからない』で済ませないで
『可視化する。』
何事にも『可視化』がとても重要なので
『リズム』の感じ方も早い上達には不可欠といえます。
そこで
『練習』ってどういうことなのか?
これを考えてみると..
『イメージと現実を近づける』
これを実現する為にやる作業です。
慣習化行動(練習)により
イメージから行動へのパターン化をする。
ということです!
重要!
『行動時は次の動作・次の動作と先読みする!』
バックスイングは原理に任せたいのですが
腕が後ろに倒れはじめた瞬間から
その次に起こる
指から離れる動作をすぐに意識しなければいけません!
腕を最後まで引いてから
『離す動作』を考えるのでは遅いです。
(練習として『タイミング』を
覚えるための練習の一環としては大切です。)
ということは…
引きはじめた瞬間から
他の要因も同時に考えなければならず、
コントロールバランス的には
セットアップからすぐに力を入れはじめることが有利。
とも言えてしまうので
・腕を倒しはじめるところから
・すぐに離し始める動作に移る
矛盾するかのようなことを
同時にしなければならなくなってしまいます。
だからこそ、
倒しはじめるその瞬間だけは
原理原則(重力)で固定したほうが有利。
そこから自身の技術レベルを考慮して
コントロールバランスをアレンジしていく。
考えなくて済むことは考えない!
これでまた一つ
ズレる要因を消すことが出来る上に
自分の能力を上手に使えるようになります。
(自分の意志・意図を入れなくても
良いところ・悪いところを
確実に取捨判別出来るようにする。)
文字にすると理解までは難解ですが
実際はこれだけです。
最後にもうひとつ大切なことを…
重要!
『指先の肉厚を感じること!』
ダーツをぷにぷにしたことありますか?
思っているよりも指は肉厚で弾力があります。
この意識が弱いということは
肉厚・肉圧を把握できてない証拠です。
時間があるときは
バレルをぷにぷにするなどして
感覚を鋭くすると良いかもしれません。
この
『ぷにぷに』が外的要因として
タイムラグを
起こしたかのような錯覚をつくってしまいます。
(信号伝達とは違うイメージ・行動のズレを感じる原因)
イメージと現実。想像の実現。
複雑な考え方、複雑な動作も
不確定要因を減らしてから一連の動作としてしまえば
ヒトって超優秀なので
あとは適当にやれば勝手に出来るようになります。
・ペンを持って字を書くとか
・パソコンのブラインドタッチ
(これも先の文章考えながらだからすごいこと)
・アプリゲームやりながらご飯食べれる人
(センスあります!)
ダーツもこんな感じで投げられるようになれば
すぐに上手になれるはずです!
ぜひ実践して見てみましょう^^