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ダーツが苦手だからダーツ屋になった店主のブログ

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ダーツ投げ方のコツ(10)Bullへの投げ方と大事な考え方②

2017年12月1日

ダーツ投げ方のコツ(10)

Bullへの投げ方と大事な考え方②

前回の続きとして、
今回もQ&A感覚で進めていきます。

————-

1、ダーツの構えは最短距離で構えること!
原理原則に基づいて微調整をするには?
→最短距離
がなぜ有利なのか?
これらを確実に理解してから
練習を重ねた方が必ず良い結果を生みます。

2、身体は小さな呼吸だって動く、
どんな状況下でもダーツというのは、
身体が微妙に動きながら
的を狙っていることを忘れないこと!

ダーツを投げる前に、
完全静止状態になってから
投げられる人はいません。

3、なるべく静止状態から投げること!
アクションゲームなどを例に出してみるなら、
動く相手を『ロックオン』する感覚
です。
→いったんターゲットをRockしたら絶対に離さない!
瞬きもしないほど、
目標から目線を絶対に離さないこと。
この感覚を大切にしましょう!




4、練習時にクセは活かさないこと
→クセを活かして投げる場合
現状の技術・実力で結果をまとめやすかったり、
平均値を高めることも可能です。
すぐに結果が欲しい試合などの時には、
イメージトレーニングも含め、
とても大事なポイントになりますが
練習の際に癖を生かすような投げ方をすることは、
自分の価値観で考えられる範疇での
上達にとどまるので
信じられないほどの
飛躍的な技術上達の妨げになります。

5、刺さる角度を一定に出来るようなコントロールを覚える
ここで、重要ポイント。
重要!
投げたダーツがどこに刺さるのか?
物理的な結果に対する
決定要因は限られています。

投げ出された時のダーツ全体の向き
作用する力の強さと飛び出す方向
道具の影響など外的要因
です。
(ダーツはティップの先が向いている方向に
飛び出すわけではありません。
重心の向かう方向に飛び出します。)





これらの要因を上手に組み合わせて
指を離れてからターゲットに到達するまでの
ダーツの姿勢をコントロール

出来るようになってくると、
今までは何となく、でしか調整出来なかった
ちょっとだけ上。とか
ちょっとだけ横。とか
その『ちょっとだけ』を
調整する要因が増やせるのでとても有利です。

・指先の感覚
・腕を振る感覚
・道具に合わせる感覚

そういった感覚的な部分であっても
確度を上げた認知が出来るようになります。
確度は多方面からの証明でさらに確度を増します。)




一般的に、
ダーツがどんなに上手になっても
ほとんどダーツが飛んでいく
軌道というのは見えません。
しかし、
飛んでいるダーツの姿勢・飛型など
詳細な情報が理解出来ている場合、
軌道の視認、認識も多少は可能です。
特に飛躍的な上達を求める場合は
必須の知識と言えます。

6、外し方の偏りを必ず意識すること!
→自分のクセを見抜いて、外れ方を選べるようにすること。

右に外したらその場所より左!!
左に外したらその場所より右!!
上に外したらそこより下!!
下に外したらそこより上!!

どんなに練習しても、
狙う場所がどこにあるのか?
(目的地の座標について)
説明することは出来ないと思います。
果たして『Bullがどこにあるのか?
距離244cm 高さ173cm
たったこれだけの情報から
頭の中でBullや
ターゲットナンバーの位置を理解出来るでしょうか?

周囲にあるナンバーとの関係、
体調の善し悪し、
照明の強さ・弱さ、
さらには人間の空間認識能力が
時と場合によって
目的とする座標の位置をあやふやにします。




Bullの位置を理解するには、
どうしてもプレイヤーそれぞれの
身体で覚えた経験
がとても重要となります。
Bullの位置をより速く、正確に理解する方法は
範囲を狭めていくことです。

例えば
右に外した後にもう一度、それ以上右に外す。
これは良い結果を生みません。
外し方の偏りを意識出来ていないので、
範囲を狭めることが不可能だからです。

6、飛び出しの角度を考える
→世界レベルのプレイヤーが
(ここでは、フィルテイラーを参考にします。)
Bullへ投げ出す確度は
もちろん個人差、状況にもよりますが
19〜21度・60(T20)へは27度前後という
統計データがあります。
(ダーツは弧を描いて飛んでいます!)

クリケットナンバーごとに
到達するまでの距離が違うことを理解する

下部より上部のナンバーの方が距離は遠い
利き腕に注意
目標に対して、最短距離で構えていても
腕の振り方などから
イメージと実際のズレが発生することも多い。
(真っ直ぐ引いて投げられる人はいないからです。)




7、自分の道具を理解する
→バレルの重心、フライトの形状、シャフトの長さ
それぞれが細かな要因となって
ターゲットに届くまでの
ダーツの姿勢に変化を与えます。

一般的なプレイヤーは、
自分の考えるイメージに合うような
自然な投げ方で投げたい。

道具を選ぶ理由はここにあります。
センスがあると呼ばれる人に見られる、
道具を選ばずに出来る。というのは
計らずともこれらを理解出来ているということです。

8、回転軸のブレを理解する
→ダーツを真っ直ぐに投げられる人はいません。
ダーツ全体を意識した時に、
バレルのどの位置を中心に
ダーツ全体が振れているか?
これを感じる事がとても大切です!

ちょっと難しいですが、
支点は意図してなるべく前方、
円周は回転軸から僅かに横楕円回転にする。

→外的要因では起こり得ない
『横軸』の概念を入れることで、縦の変化を抑制。
→さらに結果として、
収束時に真円回転に近づけた着点を狙うことで
誤差を減らすことが可能です。

といった理由から、
9、ダーツの回転軸をコントロールする
→ダーツはブレるものだから
何処がブレているのかを理解してコントロールする。




10、バレルの姿勢をコントロール
→ダーツは球じゃないので、
離れてから刺さるまで必ず大きく動きます。

11、手から離れる瞬間にダーツを押し込まない
→ダーツの飛形・姿勢を崩してまで押し込む。
というのは
複雑な技術力アップを目指す!
という点において、絶対に避けたいところ。
過程よりも最後の修正によって
結果のほとんどを決めてしまう『押し込む』、
という投げ方について考えるのは
せめてA〜AA程度の実力になってから
課題にしたい部分です。

12、最後に離れる指は、投げる前に必ず決めておく
→寸分の狂いもなく
同時に指を離すことは不可能です。

ひと昔前はグリップの上に置くだけ!
という投げ方も流行りました。
現在は、ちょっと難しいのですが、
トルクを感じながら投げる
という投げ方が主流となっています。
より、高い技術が
主流となることで精度が上がり
プレイヤーレベル全体が上がっていることからも
離れる指を必ず決めておく!
このことの優位を証明できます。

繰り返しますが、親指と人さし指を
寸分違わずにバレルから
同時に離すことは無理、不可能です。
だからこそ、離れる指を先に決めておくことが
その偏りを限定するので、
ズレを最小限に止めることが出来ます。




ハードダーツ超上級者のフォロースルー
これを調べるために
あらゆるスロー動画を検証してみると
・最後に離れる指は『親指』が約80%
・ダーツの回り方が反時計回り80%・時計回り10%、無回転10%
といった感じです。
(参考までに集めた集計データなので、
2012年時点でのザックリとした数字です。)

→筆者は人さし指離れの・右回転。
親指離れ左回転or無回転の方が
有利だと理解してますが、
自分は少数派の人さし指・右回しです。

なぜ?この投げ方を選んだかというと、
この投げ方が好きで
自分にとっては楽しいからです。
(この条件でも半年〜1年で必ずRT17は超えます。)
ただし、もう一段階上手になるには
やはり親指の方が有利であると考えています。

最大の理由として
親指の場合には、
人差し指に比べて不器用な上に
ダーツに対して下向きに力をかけることが
ほぼ、不可能を言えるからです。

人差し指の方が
力のかけられる方向性が多角的なので、
コントロールの安定が難しくなります。
(その分だけ、器用さは活かしやすいのですが
RT17以上は大雑把な器用さよりも
もっと細やかな器用さと、安定した土台の方が
重要だと感じます。
この点について、筆者は
RT17までのことしか
わかりませんので割愛します。

ダーツライブでの実力判定基準となる
RT(レーティング)は2016年現在は
18.99までしかありません。

AAフライト以上でプレイされている
ダーツプレイヤーの方は
理解されていると思うのですが、
RT15と16は凄い力量差です。
RT16と17はもっと凄い力量差です。
RT17と18はそれ以上です。)




さて、指の離れ方、回転などの
参考データとしてハードダーツを
取り上げましたが
これには大きな理由があります。

→ダーツライブの導入が各地でスタートした頃。
ダーツの普及へと来日した
ハードダーツ世界チャンピオン4人による
『チーム・unicorn』

10年以上前なのに、
RT17.18はロウトンよりハットが多いとか
そういうレベルじゃなくて、
アウターよりインナーが多いくらい。という
プレイヤーレベルでした…。

ハードとソフト。
ハードダーツの大会は賞金額の高さも
ソフトダーツの数倍!
選手層も厚く、技術力も当然に高いです。
ぜひ参考にしましょう!
早いレベルアップには欠かせません!

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