日常から使われている
ダーツショップ内や
ダーツプレイヤー間での
業界用語を解説します!
ア行
・上がり目
01ゲームで、スタート時にフィニッシュ可能な点数が出ていること。
(上がり目がある。上がり目を出しておこう)
・アウトボード
投げたダーツが、刺すことの可能なダーツボードエリアから外れること。
・アワード
ダーツを3本投げた後、特定の条件を満たした際に結果を意味する言葉です。
(ハットトリック・ホワイトホース・スリーインザベッド・スリーインザブラック・180などがあります)
【アワードの詳細解説】
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・LOW TON(ロウトン)
101~150点を獲得すること。
・HIGH TON(ハイトン)
151~179点を獲得すること。
・HAT TRICK(ハットトリック)(ハット)
3本ともブルを獲得すること。インナー・アウターブルは問いません。
・THREE IN A BED(スリーインザベッド)(ベッド)
3本とも同じナンバーのトリプル
もしくはダブルを獲得すること。
(9カウントもしくは6カウントを獲得出来ない場合、アワードとはなりません。)
・TON80(トンエイティー)(トンパチ)
3本とも20のトリプルに入れて
180点 or 9本を獲得すること。
(180点もしくは9カウントを獲得出来ない場合、アワードとはなりません。)
・WHITE HORSE(ホワイトホース)(馬)
3本とも異なるクリケットナンバーのトリプルを獲得すること。
(9カウントを獲得出来ない場合、アワードとはなりません。)
・THREE IN THE BLACK(スリー イン ザ ブラック)
インナーブル(ダブルブル)に3本入ること。
・ナインマーク
クリケットゲームで最高となる9本分の得点を獲得すること。
(以下、エイトマーク・セブンマーク・シックスマーク・ファイブマークとなります。フォーマークやスリーマークの場合はスロー終了後の液晶演出が起こりません)
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・イップス
様々な要因による運動障害が起こっている状態のことです。
・ウィナーサイド(勝者側)
ダーツ大会では一般的となるダブルイリミネーション(敗者復活戦あり)トーナメントで、トーナメント表での勝者側を意味する言葉です。
・オーバーキル
2人対戦時にクリケットゲームで対戦相手に200点以上の点差をつけた状態。ゲームルール上、これ以上点差をつけることが出来ない状態のことをオーバーキルといいます。
・オートハンデ
エレクトリックダーツマシンでの対戦時、ゲーム開始時にハンデキャップを選択した場合において、ダーツマシンが条件 (レーティング)に応じて自動的にハンデキャップを付けることです。
・オープン
クリケットゲームでターゲットナンバーに3本を入れて加点できる状態にする・していることです。
・オールドロー
大会などでペアとなる相手を完全ランダムで抽選する事です。
カ行
・キープ
メドレーでの対戦時、先攻プレイヤーが勝利する事です。後攻プレイヤーが勝利する事を(ブレイク)と言います。クリケットゲームでシングルに3本いれた際、ナイスキープ!という掛け声で使われることもあります。
・キャッチ
狙っていないターゲットに入ったダーツの結果のことを指す単語。
(ナイスキャッチ)
自分(もしくはチーム)にとって有利となる得点を得る事で対戦相手にとっては不都合となりますが、ダーツ競技では対戦相手にでもナイスキャッチ!と不利になる側からも前向きな掛け声をかけることが多々あります。
・クリケット
ダーツ競技種目に選ばれているゲーム一つです。
・グリップ
ダーツの持ち方・握り方の事です。一般的にバレルと指の馴染む感触・感覚を指す言葉でもあります。
・グルーピング
1投目で狙った場所に残りのダーツを集めるように刺す技術の事です。
・クローズ
クリケットゲームで対戦相手とお互いにターゲットナンバーをオープン。ターゲットナンバーが閉じられた状態のことです。
・コンバージョンキット
ソフト・ティップ・ダーツをハード・ティップ・ダーツで使用できるようにティップ部分を金属製などに変更するキットのことです。
・コンバーター
ダーツアイテムでバレルの重心を調整するネジ・玉状のタングステンなどのことを指します。
サ行
・シャフト
ダーツを構成するパーツのひとつ、バレルに装着してフライトを繋ぐ部分のことです。
・シャンハイ
同じナンバーのシングル・ダブル・トリプルに1本ずつ刺さった状態のことです。エレクトリックダーツ登場初期のハンデキャップとして使われていましたが、現在では見慣れなくなっています。
・シングルイリミネーション方式(シングル)
トーナメント方式のひとつ(ノックアウト方式)とも呼ばれます。ダブルイリミネーション方式とは違い、敗者復活戦をスタート段階で組み込んでいないトーナメント方式のことです。
・スタッツ
ダーツを投げた結果の平均値を記録したもので、レーティングを測定する基準となるものです。
・スティール・ティップ・ダーツ(ハードダーツ)
先端(ティップ・ポイント)が金属製のダーツを指します。なお、ハードダーツ(スティール・ティップ・ダーツ)ボードの内径は13.2インチ(約33.5cm)。ソフト・ティッブ・ダーツボードは15.5インチ(約39.4cm)です。
・スリー・イン・ザ・ブラック
インナーブル(ダブルブル)に3本入ること。
・スリー・イン・ア・ベッド
3本とも同じナンバーのトリプル
もしくはダブルを獲得すること。
(9カウントもしくは6カウントを獲得出来ない場合、アワードとはなりません。)
・スローライン
ダーツボードに向かって構えられる距離を測定して貼られている制限ラインのことです。ソフトダーツの場合は244cm、ハードダーツの場合は237cm離れたところです。
・セグメント
ソフトダーツボードを構成するエリアパーツのことです。
・セパレートブル(セパブル)
(一般的にプレイされているfat bullルールの対義語)ブルの黒い部分と、赤い部分の点数が分けて計算されるゲームルールを指す言葉です。01・カウントアップでは(fat bull)ルールが一般的で両方のブルが50点と計算しますが、クリケットゲームでは一般的にインナーブル(ダブルブル)とアウターブルの得点を分けて50点・25点として計算します。
・01ゲーム(ゼロワン)
ダーツ競技種目に選ばれているゲームひとつで、お互いの持ち点を交互に減らしていき、0点にすることを競う最もポピュラーなゲームです。ハードダーツの対戦・公式大会での対戦形式は、そのほぼすべてが【501】での対戦となっています。
・相互審判
対戦時にレフェリーがいる場合を除いて自身と対戦相手とで審判をすることです。
タ行
・ダーツ(道具)
ティップ・バレル・シャフト・フライト。これらのパーツを組み合わせてつくられた【矢】のことです。3本セットを基本とした競技なので、一般的に1本を意味するDart(ダート)ではなく、複数形での【Darts(ダーツ)】と呼ばれます。
・ダーツ(競技)
一定の距離からダーツボードへ向かってダーツ(darts)を投げて優劣を競う競技です。
・ダーツボード
ダーツを投げる目標とする的の事です。中心から放物線状の枠線(スパイダー)で20等分されていて、スパイダーで区切られたボードの外周には、場所ごとに定められた得点が記されています。20等分された枠線にはさらに2箇所の円帯状のエリアが設けられていて、外側をダブルリング、内側をトリプルリングと呼びます。
ボードの中心部は【Bull(ブル)】と呼ばれる二重円の構造になっていて、内側をインナー・Bulls Eye(ブルズアイ)・ダブルブル、外側をアウターブルと呼びます。
・ダブルアウト
01ゲームで、フィニッシュする際に点数が2倍となるエリア(ダブルリング内・インナー)で0点にすること。ソフトダーツの場合での(bull out)はインナー・アウターどちらでも可。という場合がほとんどです。
・ダブルイリミネーション方式(ダブル)
合計で2回負けるか、もしくは定められた試合結果まで続く方式のため、紛れが減ることになり実力上位者が勝ち残りやすく競技予選会などで多用されるトーナメント方式です。開始の段階から定められた敗者復活戦が組み込まれているトーナメント方式で、勝ち続けるとトーナメント勝者側を進んでいき、勝者側で1度負けると、同じく1度負けた敗者側同士で組まれたトーナメントを勝ち進めて行く方式です。
(ウィナーサイド=勝者側・ルーザーサイド=敗者側)
・ダブルス
2人1組のペアで1ラウンドごと、交互に投げて相手と対戦する事です。
・ダブルリング
ダーツボード外側の帯円状のエリア、得点が2倍となります。
・タングステン(合金)
バレルの主原料となるレアメタルのひとつ。硬く、重く、質量が大きいためダーツのバレルに適した素材といえます。硬すぎるため、品質保持のために繋ぎ素材を含有させることが多く、タングステン素材のダーツと言ってもその含有量は70%〜99%など様々です。繋ぎ素材には真鍮・シルバー・チタンなどが主に使われています。
・ツーアップ方式(ワンナップ方式)
ダブルイリミネーション方式のトーナメント最終戦で、勝者側・敗者側でのトーナメント勝者が決まり、残り2名となった時に、ウィナーサイド(勝者側)は1勝で優勝となるが、ルーザーサイド(敗者側)は2勝で優勝と決める方式です。完全ダブルイリミネーション方式(完全ダブル)とも呼ばれます。
・2BA(ツービーエー)
バレルに掘られたネジ山の規格、最も一般的なタイプです。バレル側はメスネジ、フライト・ティップ側がオスネジとなっている形状です。
・テイクバック
ダーツを投げる(スローイング)動作の中で、肘から先を体側に倒す動作のことです。
・ティップ(チップ)
ダーツを構成するパーツのひとつ、バレルに装着する先端部分のことです。ソフトダーツ用とハードダーツ用があり、ソフトダーツ用はプラスチックなどの化学合成素材、ハードダーツ用は金属素材が主に使われています。ダーツボードとダーツが接触する部分なので、一番大きく消耗するパーツです。
・テンパイ
01(ゼロワン)ゲームでフィニッシュさせる事が可能な点数になることです。麻雀競技での、後一つで和了。という状態を意味する言葉が由来となっています。
・トリオス
3人1組のチーム同士で対戦する事です。
・トリプルリング
ダーツボードの内側にある円帯状のエリアです。通常の3倍得点として計算されます。ダーツボードの得点の中で、最も高い点数となるのは20のトリプルリング(60点)となります。以下、19のトリプル(57点)18のトリプル(54点)18のトリプル(51点)インナーブル(50点)となっています。
・トン・エイティ(180・トンパチ)
20のトリプルリングに3本のダーツを入れることです。3本の合計得点は最高得点となる180点となります。
・トンアベレージ(トンアベ)
01(ゼロワン)ゲームでスタッツが100点を超える事です。
ナ行
【ナイス!からはじまる主な掛け声】
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・ナイスアウト!(アウト!)
各種ゲームをフィニッシュさせたプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイスアレンジ!(ナイアレ!)
次のラウンドでアウトしやすい状態に出来たプレイヤーに掛ける言葉。01ゲームでの残り数字180アレンジにも期待を込めてナイスアレンジ!というのが一般的です。
・ナイスオープン!
クリケットゲームでターゲットナンバーをオープンしたプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイスオーバー!(オーバー!)
クリケットゲームで対戦相手の得点を追い越したプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイスプッシュ!(プッシュ!)
クリケットゲームで上手く加点したプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイスカット!(ナイスクローズ!)
クリケットゲームで相手の狙い目を消したり、ターゲットナンバーをクローズしたプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイストン!(ナイトン!)
LOW TON(ロウトン)101~150点を獲得したプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイスハイトン!
HIGH TON(ハイトン)151~179点を獲得したプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイスハット!(ハット!)
インナー・アウターブルを問わず、3本ともブルを獲得したプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイスブラック!(ブラック!)
インナーブル(ダブルブル)に3本入れたプレイヤーに掛ける言葉。他のアワードに比べ、その極端な難易度から2本入った段階で注目されることが多くあります。
・ナイスベッド!(ベッド!)
3本とも同じナンバーのトリプル、もしくはダブルを獲得したプレイヤーに掛ける言葉。(9カウントもしくは6カウントを獲得出来ない場合、ナイス(数字)!となります。)
・ナイス180!(ナイストンパ!)
3本とも20のトリプルに入れて
180点を獲得したプレイヤーに掛ける言葉。
・ナイス馬!(ナイスホワイトホース!)
3本とも異なるクリケットナンバーのトリプルを獲得したプレイヤーに掛ける言葉。ナイスホワイトホース!は語呂の悪さからあまり耳にしない言葉です。ナイス馬!の方が一般的に使われます。
・ナイストライ!(トライ!)
とても惜しい結果となった場合に掛ける言葉。フレンドシップを大切にするダーツ競技において、頻繁に使われるのでダーツショップでは良く耳にします。
・ナイスワン!(ナイス1本!)(ナイワン!)
3本中1本を狙ったところに入れられたプレイヤーにかける言葉。01(ゼロワン)の場合はBull。クリケットの場合はターゲットナンバー内のどれかに該当します。ダーツショップではとても良く耳にする言葉です。
・ナイスツー!(ナイツー)
3本中2本を狙ったところに入れられたプレイヤーにかける言葉。01(ゼロワン)の場合はBull。クリケットの場合はターゲットナンバー内のどれか。よく耳にする言葉です。
(ナイススリー)とは言いません。この場合はスリー→キープ(ハット・トリプル)と置き換えて声を掛けることになります。以後はナイスフォー・ファイブ・シックス・セブン・エイトと続きます。ナイスナイン!の場合はベッド・ホワイトホース・トンパチなどに置き換えられますが、あまり見かけない20・19・20などのナインマークの時にはアワードがありません。ナイスナイン!という時は【オォ!】【ナイスダーツ!】【yeah!】となり、アワードのような声を掛けることが一般的です。
・ナイスダーツ!
ハードダーツ(スティール・ティップ・ダーツ)ではワンスロー(3本)を投げ終えるたびに対戦相手と腕や拳を合わせたりして健闘を祈るという風習がありました。現在のソフトダーツでは対戦相手とは最後まで健闘を交わさず、複数人数同士の対戦時において味方や応援者と腕や拳を合わせたりして健闘を讃えたり、祈るという風習へと変貌しています。
・ナイスキャッチ(ナイキャ!)
狙いとは違うターゲットナンバーに入れてしまったプレイヤーにかける言葉。通常はマナーの悪いプレーとなりますが、ダーツ競技ではフレンドシップ・ポジティブが大切とされるので、どんな結果であっても起こった事へは前向きに褒めるという風習があります。決して相手をバカにしたり、卑下しているわけではなくスポーツマンシップを大切にしたダーツ競技での言葉です。
・ワンチャン!
文字通り逆転のチャンスあるよ!といった場面で使われる言葉です。
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・ナインマーク
クリケットゲームで最高となる9本分の得点を獲得すること。
(以下、エイトマーク・セブンマーク・シックスマーク・ファイブマークとなります。フォーマークやスリーマークの場合はスロー終了後の液晶演出が起こりません)
・ノーテン(ノーテンパイ)
01(ゼロワン)ゲームでフィニッシュさせる事が不可能な点数の状態です。麻雀競技での、後一つで和了。という状態を意味する言葉が由来となっています。
・ノーハンデ(スクラッチ)
ハンデキャップ無しで対戦をする事です。ソフトダーツの対戦ではオートハンデが多用されるため、よく耳にする言葉の一つです。
ハ行
・HIGH TON(ハイトン)
151~179点を獲得すること。
・ハイロー(ハイローダブルス)
ダブルスでの対戦(試合形式)時に、参加者の中で1番レーティングが高いプレイヤーと1番レーティング低いプレイヤー、2番目に高いプレイヤーと2番目に低いプレイヤーというルールでペアを組む方式です。
・80%スタッツ
ダーツライブ(DartsLive)でのスタッツ計算方式です。スタッツを測定する際、ゲームの80%が進行した状態で計測が打ち切られる事を指します。01(ゼロワン)ゲームではスタート時の点数が80%減算される状態まで、クリケットゲームでは6つのターゲットエリアがオープン(クローズ)されるまでです。
・ハットトリック
・HAT TRICK(ハットトリック)(ハット)
3本ともブルを獲得すること。インナー・アウターブルは問いません。
・バレル
ダーツを構成するパーツのひとつ、フライト・ティップを繋ぐ金属部分のことです。
競技用とされるバレルの多くは素材としてタングステン合金が使われていますが、ダーツショップでの貸し出し用のダーツには 安価な真鍮(ブラス)やステンレス素材が使われています。
・反応優先
エレクトリックダーツ(ソフトダーツ)をプレイしている時、刺さる・刺さらないに関わらずダーツマシンが反応した得点を優先するルールです。ただし、明らかな誤作動の場合には相互審判の元でスコアを修正することになります。刺さった場所を優先とするか、反応を優先とするかはその時のルール・運営方法によって異なります。
・100%スタッツ
スタッツ測定にスタートからフィニッシュまでの得点結果を対象にすること。
・ファーストアウト(いち抜け)
トーナメントなどでいち早く勝ち抜く、負け抜くなどでトーナメント表から抜け出すことです。
4BA(フォービーエー)
国産メーカーのDMCが特許を持っているバレル規格の一つで、ティップ側がメスネジ(バレルとティップの切られているネジ形状が2BAタイプと逆転)になっているものです。2BAと比較してバレル先端部分が飛び出しているため、前重心にしやすいバレル形状です。(バレル後方のネジ部分、内部を深く掘り削ることでセンター重心やリア重心を取っている物もあります。)
メーカーによってAcute(アキュート)・Sleek(スリーク)・Excore(エクスコア)等の呼び方がありますが、特許の関係から元となるタングステン原棒から削り出しでの4BAバレルはDMC社のAcute(アキュート)のみとなります。
・ビット
ティップが刺さるために、エレクトリックダーツ(ソフトダーツ)ボードのセグメントに空いている穴のことです。一般的にはセグメントごとに以下の数となります。
【ビット数】
インナーブル(21)
アウターブル(137)
ダブル(102)
トリプル(58)
シングル・内側(165)
シングル・外側(290)
ダーツボード全体のビット数は12458個です。
・ファットブル(Fat Bull)
インナーブルとアウターブルと区別せず、どちらも50点とするルールのことです。
・フライト
ダーツを構成するパーツのひとつ、シャフトに装着する羽根のことです。
・フライトアタック(反応優先)
エレクトリックダーツ(ソフトダーツ)をプレイしている時、刺さる・刺さらないに関わらずダーツマシンが反応した得点を優先する。このルールに則って先に刺さっていたダーツにぶつかりダーツマシンが反応した場合に使う言葉です。刺さった場所を優先とするか、反応を優先とするかはその時のルール・運営方法によって異なります。
・ブラスダーツ(ハウスダーツ)
バレルが真鍮(ブラス)素材からなるダーツの事です。貸しダーツのほとんどがこのブラスダーツに該当します。
・ブリッスルボード
サイザル麻で作られたダーツボード。ハードダーツで使用されるダーツボードのほとんどはブリッスルボードです。
・ブル(Bull)
ダーツボード中心の2色の部分。内側(インナーブル)外側(アウターブル)と呼びます。
・ブルパーフェクト
ファットブル・ルールの01(ゼロワン)ゲームでフィニッシュまで1本も外さずブルに入れ続け、最後のアレンジ(51)を17トリプルでフィニッシュすることです。それぞれの投矢回数は301(6本)501(10本)701(14本)901(18本)となります。
・ブレイク
対戦時において、後攻が勝つことです。
反対に先攻プレイヤーが勝利する事をキープと言います。
・ホワイトホース(WHITE HORSE)(馬)
3本とも異なるクリケットナンバーのトリプルを獲得すること。
(9カウントを獲得出来ない場合、アワードとはなりません。)
マ行
・マーク(カウント)
クリケットゲームでの入っている・入った本数を指します。
1本だとワンマーク、2本でツーマーク。以後はスリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン・ナインマークと続いていきます。
・マスターアウト(マスターアウトルール)
01(ゼロワン)ゲームのフィニッシュ時に、(ブル・トリプル・ダブル)で0点にしなければフィニッシュとはならないルールのことです。
・ミッキーマウス
クリケットの別称、チェイス(Chase)とも呼ばれます。
ラ・ワ行
・ランナーアップ(Runner Up)
次点。トーナメントでの準優勝者を意味します。
・リング(シャフトリング)
ダーツを構成するパーツをより使い易くするための道具。シャフトにリングをはめた状態でフライトを装着したり(溝を詰めるため)、穴を開けたフライトにリングを通してシャフトに装着するなどの方法があります。
・ルーザーサイド(敗者側)
ダーツ大会では一般的となるダブルイリミネーション(敗者復活戦あり)トーナメントで、トーナメント表での敗者側を意味する言葉です。
・レンジ(フライトレンジ)
一般的なダーツ競技会では、プレイヤーレーティングの高い順から決められたトーナメント人数枠への組分け(レンジ分け)をします。この際にどのステージ(レンジ)でプレイするか?という時に使う言葉です。例えば、640名参加の競技会であれば、64名トーナメント・10組での開催となり、レーティングが高い順からレンジ1・2・3…といった要領で振り分けられていきます。
・ワンスロー
1ラウンドに3本のダーツを投げる事です。チーム対戦などの対戦前に、ワンスローという言葉を使いますがこれは、3本だけ試投する。という意味です。
・ワンチャン
文字通り逆転のチャンスあるよ!といった場面で使われる言葉です。