ここでは
【ソフトダーツ】の構造を
2016年の流行も含めて解説します!
ソフトダーツの構造は先端から
ティップ、バレル、シャフト、フライト
に分割されます。
【ティップ】
ダーツの先端。矢尻にあたる部分
主にプラスチック製品であり、
折れ・変形の起こりやすい消耗品です。
種類も豊富で、
粘度・硬さ・長さなど多岐に渡ります。
ソフトダーツの先端を
アルミ・鉄・タングステンなどの素材に
コンバージョンすることで
ハードダーツにも対応できます。
変わったところでは、
長年の間、規格の90%以上を占めていた
(2BA)からの派生として、
国産初のバレルメーカー
DMCが特許を取得している。
(4BA)規格などの
ネジ形状を持つものもあります。
これは、ネジの雌雄を逆転させ
全体のバランスに大きく関わる
バレル部分の重量を前方まで届かせることで
スティール・ティップ・ダーツの
感覚に近づけているものです。
さらに近年では
(2BA)よりネジの外径が1.6mm細く、
同じく全体バランスに大きく関わる
バレル部分の質量を
前方に置くことが出来る
(NO.5)という規格も登場しています。
【バレル】
概ね投げる際に持つ部分となる
ダーツセッティング中央の金属部分です。
バレルは樽を意味する言葉ですが
そのセッティング中央の金属部分である
形状のほとんどが、
中膨れ、中空であったことから
「バレル」と呼ばれるようになりました。
主な材質として
真鍮(ブラス)、ニッケル合金
ステンレス、チタン合金
タングステン合金などがあり
ダーツ競技の性質上
ほとんどの場面で重く、
細い形状が有利となるため
比重の大きい(重い)
タングステン合金が
ほとんどのダーツプレイヤーに
愛用されています。
ソフトダーツ全体の重量は
17g〜20gにセッティングされたものが
ほとんどを占めています。
(バレル重量は16g〜18gくらいが主流)
【シャフト】
バレルの後部側に結合して
(前部側はティップ)
セッティング最後部となるフライトを
取り付け事になる棒状の部分です。
主な材質はナイロン、
アルミニウム、グラスファイバー
近年ではカーボン、マグネシウム
ジュラルミン合金製なども利用されています。
ダーツは1スロー・3本セットの競技なので
先に刺さったダーツとの
干渉を避けるため
結合部分が回転するもの
磁石で外れるもの
柔軟な素材を使用して
曲がったりするものが主流でしたが
2016年現在では
より高度なコントロール技術を求めることが
重視されるようになり、
結合部はロック状態に
その条件下でダーツ同士の
ヒットアクション。
スタック(ダーツを狙ってぶつける)
などのテクニックを利用する
プレイヤーが多くなっています。
【フライト】
セッティング最後尾に位置する
比翼のことです。
材質は紙、布製が主流でしたが
近年では形状が固定された状態の
ポリカーボネートフィルム製フライトを
ほとんどのプレイヤーが
使用しています。
主な形状としては
各メーカーから多種多彩な
ラインナップが発表されていますが、
長年多くのプレイヤーに
愛好されてきた形状
シェイプ(ハロウズシェイプ)を
選択しているプレイヤーが多いです。
他にもスタンダード
シェイプ・スーパーシェイプ
ティアドロップ・ストレート
スリム・ハート・V-ウイング
など様々な形状があります。