2016年10月9日(日)午前5時12分、
BOOM BOOM SATELLITESの
ボーカル川島道行さんが
脳腫瘍のため逝去されました。享年47。
2015年7月25日に
5度目の脳腫瘍が発症という診断結果を受け、
必ず帰ってきます。
とコメントを残して手術準備のため活動休止、
2016年5月31日にバンドの活動終了。
川島道行さんは
今までに複数回の脳腫瘍手術を繰り返し
脳を切除するという大手術を受けながら
厳しいリハビリ期間を経て
その都度、ステージへ登りました。
『自分が生きたことを音楽として残したい』
まさに晩年まで、音楽をつくる為に
人生を捧げた方です。
2016年6月22日発表の最終シングル曲
『LAY YOUR HANDS ON ME』
この曲を最後に活動を終了。
2015年2月4日発表の最終アルバム
『SHINE LIKE A BILLION SUNS』から
『A HUNDRED SUNS』
2013年1月9日
前回復帰時に発表されたアルバム
『EMBRACE』からの一曲
『NINE』
さいごに、
BOOM BOOM SATELLITES(ブンブン)は
正真正銘のロックバンド。
2006年5月17日発表の5thアルバム『ON』から
『Kick It Out』
1997年、
ベルギーのR&Sレコーズからデビュー。
僕が
BOOM BOOM SATELLITESを好きな、
好きだった理由は
圧倒的な自己表現の素晴らしさ。
本物のアーティストだと思うからです
若き日から、
自己表現方法や手段への憧れを
持ち続けていた自分には
本当にカッコいい
最高にカッコいいお兄さんという存在。
聴く音楽は決めていない
という時、
ブンブンサテライツをきいてください
まず、というか全部。
とはいえないので
『Kick It Out』の頃から
『LAY YOUR HANDS ON ME』まで
生きる、生きているということに対して
何とも言えない感情、勇気を
感じさせて貰えるはずです。
若者の抱える自己矛盾の表出が
ロック・ミュージックであることから、
派生したネットスラングとして、
自ら矛盾した主張・行動をする者に対し
「最高にロック」と(表面的には賞賛して)
揶揄することがある。
※ wikipedia『ロック』より抜粋
『ロック』って悪い言葉でしょうか?
ぼくは川島さんを
『最高にロック』だと思います。
人生をかけて残してくれた
その表現をずっと聴き続けます。
最後の復帰となったライブツアーで
マイクを手に取った川島さんが、
『最後に一言だけ言わせてください。
(何だろう?という会場の空気の中)
…
ブンブンサテライツでした!』
と言う瞬間が忘れられません。
本当にすばらしい音楽をありがとうございます。
ファンの皆様へメッセージ
BOOM BOOM SATELLITESを応援して頂きました皆様へ
BOOM BOOM SATELLITES 川島道行は
病気療養中のところ、
2016年10月9日(日)午前5時12分、
脳腫瘍のため、逝去いたしました。
ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、
謹んでお知らせいたします。
これまでBOOM BOOM SATELLITES
川島道行を応援して頂きまして、
心より感謝申し上げます。
通夜並びに葬儀は
近親者・関係者のみで執り行い、
後日、ファンの方に向けた
「お別れの会」を催す予定です。
詳細は後日、改めてHPにて発表する予定です。
メンバー中野雅之さんのコメント全文
10月9日午前5時12分、
BOOM BOOM SATELLITESの
ボーカリスト川島道行が旅立ちました。
ようやく不自由な身体から解放されて、
今頃は世界中を
飛び回っているのではないかと想像しています。
悲劇ではなく人生のゴールと
ハッピーエンドを手に入れた瞬間でした。
今迄沢山のファンに愛され、
歩んでこれた川島道行と
BOOM BOOM SATELLITESは本当に幸せ者です。
川島道行に代わって改めてファンの皆様、
今迄携わって頂いた関係者の皆様に
感謝の意を伝えます。
「今迄支えてくれてありがとう。
これからも僕たちが創った音楽を、
共に過ごした時間と記憶を大切に、
力強く生きていってください。」
「そして、最後に一言だけ言わせてください。
ブンブンサテライツでした!!」