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2017年5月20日はついに最後の電王戦。感動のPV&見どころをまとめました。

ついに最後の電王戦。ありがとう・・感動のドラマをまとめました。

ついに最後の電王戦。感動のドラマをありがとう。

1.2012年(一番勝負)
2.2013年(五番勝負・第一回電王戦)
3.2014年(五番勝負・第一回電王戦)
4.2015年(五番勝負・第一回電王戦)
5.2016年
6.まとめ

10代から勝負師として生きるという人生の決断を求められるプロ棋士の世界。人生をかけて将棋の世界に生きるプロ棋士と、それを追い求めて超えていく瞬間。そこには複雑な想いの入り組んだコンピューターと人間だからこそ生まれたドラマがあります。

ついに、最後の電王戦に現役タイトルホルダーの佐藤天彦名人が先手番で登場します。
【第2期電王戦】佐藤天彦叡王 vs 電王PONANZA(PV)

佐藤天彦名人は対局前日、2017年5月19日付けの棋士レーティングシステムによる評価は、全プロ棋士中1位。人間側の代表者を決める叡王戦トーナメントに優勝してこの舞台への登場を決めました。これがコンピューターvs人間、最後の一騎打ちです。

対戦相手はponanza(ポナンザ)/開発者は山本一成さん。

若年時から身体に不自由を抱えていたという山本さん。そんな山本さんには運動に制限があり、勉強のかたわらファンとして将棋を指していました。東大進学後、卒業前にAIによるコンピューター将棋プログラミングを研究。

ponanzaは2009年の段階では、アマチュア五段の山本さんに6枚落ちでも敵わないほどの棋力でした。改良に改良を重ねて、2015年に第25回世界コンピュータ将棋選手権を初制覇。近年ではライバルの成長が著しく、コンピューター将棋大会での優勝を逃すこともありますが、今回最後となる電王戦ではコンピューター側の代表ソフト決定戦で優勝。

ponanzaはコンピューター将棋の世界において、一番有名だと言えるソフトです。

プロ棋士を尊敬しているからこその真剣勝負。社交的で明るい山本一成さんにはファンも多いため、過去の対戦において人間とコンピューター、どう応援していいのかが難しいという意見が多くありました。

ああ、いよいよ明日が最終戦なんだなと・・。ちょっと寂しいような、でもありがとう。という関係者の方への感謝の気持ちで一杯です。

ちょっとだけ電王戦の歴史を振り返って見ましょう。




1.2012年(第一回電王戦・一番勝負)

2012年(第一回電王戦・一番勝負)

●米長邦雄 永世棋聖
VS
○ボンクラーズ/伊藤英紀
【米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ】プロ棋士 対 コンピュータ 将棋電王戦 告知PV

この時にはすでにプログラマー側も、プロ棋士側も、表立って大きな声では発言しませんが、人間はコンピューター将棋に勝てないという見解がほとんどでした。

そんな最中、これまでタブーとされて禁止されていた(プロ棋士とコンピューターの公開対局は連盟規範で禁止されています。)公開対局を解禁したのが、現役を引退していた米長邦雄・将棋連盟会長。米長会長はこの対局を最期に、2013年の電王戦を見ることなく2012年12月に逝去されました。

対戦したボンクラーズというソフトは、ponanzaの元プログラムとなるBonanza(オープンソース)を活用したソフト。

ここから、ponanzaとプロ棋士のドラマが始まります・・。




2.2013年(第二回電王戦・五番勝負)

2013年(第二回電王戦・五番勝負)を振り返る。

第2回将棋電王戦・オープニング(PV)

【第1局】

○阿部光瑠四段 vs 習甦/竹内章●
第2回将棋電王戦 第1局阿部光瑠四段vs習甦 PV

【第2局】

●佐藤慎一四段 vs ponanza/山本一成○
第2回将棋電王戦 第2局佐藤慎一四段 vs ponanza PV

【第3局】

●船江恒平五段 vs ツツカナ/一丸貴則○
第2回将棋電王戦 第3局船江恒平五段 vs ツツカナ PV

【第4局】

△塚田泰明九段 vs Puella α/伊藤英紀△
第2回将棋電王戦 第4局 塚田泰明九段 vs puella α PV

【第5局】

●三浦弘行八段 vs GPS将棋/田中哲朗・森脇大悟○
【完全版】第2回将棋電王戦 第5局 三浦弘行八段 vs GPS将棋 PV




第2回将棋電王戦・エンディング(PV)

2013年度の電王戦
五番勝負の対戦成績は

コンピューター側 3勝1分
プロ棋士側 1勝1分
となりました。

全ての対戦に物語はあるのですが、2013年度の見所と言えば・・・。

【第5局】に登場したソフトGPS将棋。このソフトは東京大学内にある788台、全てのコンピューターをこの対局のために連結して、演算処理システムを組んだというモンスターマシン。まるで、エヴァンゲリオンの「ヤシマ作戦」のような壮大な規模に大きく盛り上がりました。

ponanza/山本一成は、この年のコンピューター将棋選手権で第4位。対戦相手の佐藤慎一四段はプロ入りが年齢制限一杯の26歳という苦労人、この対戦で佐藤慎一四段が投了したことにより、初めて現役のプロ棋士がコンピューターに公式対局で負けるという記録が生まれました。

敗戦後の無言でうなだれた佐藤慎一四段を見て、将棋に生きる。というプロ棋士人生の恐ろしさを感じた方も多かったはずです。

【第4局】に登場したPuella α/伊藤英紀。このソフトは2012年、米長会長に勝利したボンクラーズが進化したソフト。対戦相手は50歳を迎える塚田泰明九段、全盛期の棋力とは言えない状態にある塚田泰明九段でしたが、前回の電王戦で入念に準備していた米長会長が敗れたのを見て悔しかったという理由から出場を決意。

会長の仇を討ちたいとPuella αに挑みましたが、Puella αのあまりの強さに中盤の段階で圧倒され必敗といった形勢に・・。

この【第4局】の将棋を観て感動しました。

まさか、気丈な世界である将棋の対局を見て感動や涙があるとは思っていませんでした。

必敗の形勢から勝つことは無理だと早々に判断、なんとか引き分けに持ち込もうと・・。塚田泰明九段は自身の将棋人生で指したことがないという泥仕合の展開へ誘導、なんとか持将棋(引き分け)に持ち込むため、必死に駒の数を数えながら相手陣地への入玉を敢行、まさに激闘の一局でした。

Puella αプログラマーの伊藤英紀さんも、解説の方々も、見守っていたファンも、終局後のインタビュアーも、引き分けが決まった終局後、苦笑いに近いような笑顔と空気感が周囲に溢れたんですが、塚田泰明九段の表情は最後まで真剣そのもの・・。

この時までは、コンピューターにはプログラミングのバグがあるので、やっぱりコンピューターなんてそんなもの。という空気が塚田泰明九段以外の全ての場所に漂っていました。

将棋には、「形づくり」や「投了の美学」というものがあります。

塚田泰明九段はプロ棋士としてのプライドを捨てて、異例中の異例とも言える、中盤からの引き分けを狙いに行ったわけです。

終局直後のインタビューでは、周囲の和やかな空気とは一人違っていて「自分から投了はしないと決めていました。」と堪えきれずに涙・・。

この涙の意味が深く、美しく感じて視聴者一同、感動の瞬間でした。

米長会長の無念、将棋の歴史の重さ、最高段位九段のプロ棋士が初めて負けるというプレッシャー、あまりにも強すぎるPuella αに対して為す術なしといった絶望感、自分は無力だが後のことを頼むという大将戦への想い・・。

この対局への想いが熱すぎて周囲が引いていました。(ここまでのコンピューターvs人間は、所詮は余興という空気感だった。)

そして、大将戦へ・・。

過去に参加したプロ棋士側では、最高のレーティングを誇る2013年度名人戦A級棋士序列3位、2014年度序列2位の三浦弘行八段が完敗。

人間側に敗着が見当たらない、負けた理由が誰にもわからないというほどの完敗に終わりました。

余談ですが・・、

この年度における升田幸三賞(近年において創意溢れる一手を生み出した棋士、毎年1人に授与される特別賞)に塚田スペシャルが選出。

塚田スペシャルって30年前の急戦戦法です・・。この論功行賞はファンに嬉しいお知らせになりました。




3.2014年(第三回電王戦・五番勝負)

2014年(第三回電王戦・五番勝負)を振り返る。

第3回将棋電王戦 開催発表PV
第3回将棋電王戦 出場棋士発表PV
対戦カード・対局日程・対局会場発表PV

【第1局】

●菅井竜也五段
vs
○習甦/竹内章
第3回将棋電王戦 第1局 菅井竜也五段 vs 習甦

【第2局】

●佐藤紳哉六段
vs
○やねうら王/磯崎元洋
第3回将棋電王戦 第2局 佐藤紳哉 六段 vs やねうら王

【第3局】

○豊島将之七段
vs
●YSS/山下宏
第3回将棋電王戦 第3局 豊島将之 七段 vs YSS

【第4局】

●森下 卓九段
vs
○ツツカナ/一丸貴則
第3回将棋電王戦 第4局 森下卓 九段 vs ツツカナ

【第5局】

●屋敷伸之九段
vs
○ponanza/山本一成
第3回将棋電王戦 第5局 屋敷伸之 九段 vs ponanza

「第3回将棋電王戦」エンディング(PV)

2014年度の電王戦
五番勝負の対戦成績は

コンピューター側 4勝
プロ棋士側 1勝の結果となりました。

2014年度電王戦の特徴といえば、プログラムは自由(外部との交信、合議することはできません)ですが、使用できる電源に制限あり、コンピューター構成に制限あり、コンピューター側への制限が強くなりました。コンピューターが強くなりすぎてしまったという印象です。

そんな中、若手棋士で一番強いと言われていた豊島将之七段YSS/山下宏に完勝。

事前の練習対局でも勝率が7割に迫るという驚異的な強さを見せました。この時の豊島将之七段は、棋士レーティング評価値による棋力順位が全プロ棋士中2〜3位という実力。

豊島将之七段は2017年5月現在、A級に昇級(八段昇段)、レーティングによる棋力順位も佐藤天彦名人、稲葉陽八段(2017年度名人戦挑戦者)、羽生善治三冠に次ぐ第4位です。




4.2015年(電王戦FINAL・五番勝負)

2015年(電王戦FINAL・五番勝負)を振り返る。

「将棋電王戦FINAL」対戦カード発表

将棋電王戦FINAL 対局会場発表

【第1局】

○斎藤慎太郎五段
vs
●Apery/平岡拓也
将棋電王戦FINAL 第1局 斎藤慎太郎 五段 vs Apery

【第2局】

○永瀬拓矢六段
vs
●Selene/西海枝昌彦
将棋電王戦FINAL 第2局 永瀬拓矢 六段 vs Selene

【第3局】

●稲葉 陽七段
vs
やねうら王/磯崎元洋、岩本慎
将棋電王戦FINAL 第3局 稲葉陽 七段 vs やねうら王

【第4局】

●村山慈明七段
vs
○ponanza/山本一成、下山晃
将棋電王戦FINAL 第4局 村山慈明 七段 vs ponanza

【第5局】

○阿久津主税八段
vs
●AWAKE/巨瀬亮一
将棋電王戦FINAL 第5局 阿久津主税 八段 vs AWAKE

「将棋電王戦FINAL」エンドロール

2015年度の電王戦(FINAL)
五番勝負の対戦成績は
コンピューター側 2勝
プロ棋士側 3勝の結果となりました。

人類vsコンピューター
五番勝負、最後の決戦。
ここで、強烈なドラマが生まれるのですが・・。

2017年5月20日の電王戦際終局後に以後の更新をまとめたいと思います!




5.2016年

そして、2016年。

編集中です!

6.まとめ

電王戦のまとめ。

編集中です!