藤井聡太(ふじいそうた)七段の全対局まとめ。
記事内の後半になりますが、(前年度の勝率)[全棋士のレーティング順位/順位戦のクラス] ←こういったデータに関する説明と、藤井聡太七段が対局した全プロ棋士のレーティング指標によるランキング・勝率も掲載しています。
1.2016-2017年度の全成績・棋譜
▼【2017年度の成績】
48戦 41勝 7敗
○小林裕士七段(0.559)[66/C1]
2017-4-04 第67期王将戦 一次予選 2回戦(棋譜)
○星野良生四段(0.515)[92/C2]
2017-04-13 第30期竜王戦 6組 ランキング戦 4回戦(棋譜)
○千田翔太六段(0.738)[12/C1]
2017-04-13 第67回NHK杯戦 本戦 1回戦(動画)(TV放送日は5.13)
○平藤眞吾七段(0.481)[102/C1]
2017-04-26 第43期棋王戦 予選 4回戦(棋譜)
○金井恒太六段(0.459)[99/C1]
2017-05-01 第30期竜王戦 6組 ランキング戦 準決勝(棋譜)
○横山大樹アマ[128]
2017-05-04 第48期新人王戦 本戦 3回戦(棋譜)
○西川和宏六段(0.556)[68/C1]
2017-05-04 第67期王将戦 一次予選 3回戦(棋譜)
○竹内雄悟四段(0.487)[86/C2]
2017-05-18 第7期加古川青流戦 本戦 2回戦(棋譜)
○近藤誠也五段(0.721)[31/C1]
2017/5/25 第30期竜王戦 6組 ランキング戦 決勝(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|近藤誠也
○澤田真吾六段(0.718)[13/B2]
2017/6/02 第43期棋王戦 予選 決勝(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|澤田真吾
○都成竜馬四段(0.619)[54/C2]
2017/6/07 第2回上州YAMADAチャレンジ杯 一回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|都成竜馬
○阪口悟五段(0.531)[95/C1]
2017/6/07 第2回上州YAMADAチャレンジ杯 二回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|阪口悟
○宮本広志五段(0.579)[55/C1]
2017/6/07 第2回上州YAMADAチャレンジ杯 三回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|宮本広志
○梶浦宏孝四段(0.561)[66/C2]
2017/6/10 叡王戦 予選 一回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|梶浦宏孝
○都成竜馬四段(0.619)[54/C2]
2017/6/10 叡王戦 予選 二回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|都成竜馬
○瀬川晶司五段(0.472)[82/C2]
2017/06/15 第76期順位戦 C級2組 1回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|瀬川晶司
○藤岡隼太アマ(0.122)[135/アマ]
2016/06/17 第11回朝日杯将棋オープン戦一次予選(棋譜)
*勝率は2017年度のプロ・アマ公式対局の戦績を元にしています。
○澤田真吾六段(0.718)[13/B2]
2017/6/21 第67期王将戦 一次予選 4回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|澤田真吾
○増田康宏四段(0.680)[32/C2]
2017/06/25 竜王戦決勝トーナメント一回戦(棋譜)
男性棋士のSNS&ブログ集へのリンク|増田康宏
●佐々木勇気五段(0.719)[12/C1]
2017/07/02 竜王戦決勝トーナメント二回戦(棋譜)
男性棋士のSNS&ブログ集へのリンク|佐々木勇気
○中田功七段(0.441)[118/C2]
2017/07/07 名人戦C級2組順位戦・2回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|中田功
○都成竜馬四段(0.619)[54/C2]
2017/7/11 第7期加古川青流戦|本戦3回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|都成竜馬
●三枚堂達也四段(0.736)[35/C2]
2017/7/21 第2回上州YAMADAチャレンジ杯 本線|準々決勝(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|三枚堂達也
○西川慶二七段(0.286)[157/F]
2017/7/24 第89期棋聖戦 一次予選 1回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|西川慶二
○阪口悟五段(0.531)[95/C1]
2017/7/24 第89期棋聖戦 一次予選 2回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|阪口悟
○平藤眞吾七段(0.481)[102/C1]
2017/7/27 第25期銀河戦 予選 1回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|平藤眞吾
●菅井竜也七段(0.689)[3/B1]
2017/8/4 王将戦 一次予選・決勝(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|菅井竜也
◯高見泰地四段(0.628)[39/C2]
2017/8/10 名人戦・順位戦C級2組・3回戦|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|高見泰地
◯小林健二九段(0.174)[141/C2]
2017/8/15 第59期王位戦 予選 1回戦|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|小林健二
◯大石直嗣六段(0.600)[48/B2]
2017/8/22 朝日杯将棋オープン一次予選|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|大石直嗣
◯竹内雄悟四段(0.487)[86/C2]
2017/8/22 朝日杯将棋オープン一次予選|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|竹内雄悟
●豊島将之八段(0.696)[1/A]
2017/8/24 第43期棋王戦挑戦者決定トーナメント|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|豊島将之
●井出隼平四段(0.500)[83/C2]
2017/9/2 第7期加古川青流戦トーナメント戦|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|井出隼平
◯森内俊之九段(0.353)[37/F]
2017/9/3 第67回NHK杯2回戦第5局|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|森内俊之
●佐々木大地四段(0.706)[47/C2]
2017/9/7 第48期新人王戦・準々決勝|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|佐々木大地
◯佐藤慎一四段
2017/9/14 (C級2組順位戦・4回戦)|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|佐藤慎一
◯小林健二九段
2017/9/20 王座戦一次予選|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|小林健二
◯竹内雄悟四段(0.487)[86/C2]
2017/9/27 棋聖戦一次予選|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|竹内雄悟
◯宮本広志五段(0.579)[68/C1]
2017/10/06 朝日杯将棋オープン一次予選|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|宮本広志
◯佐々木大地四段(0.706)[47/C2]
2017-10-09 第3期叡王戦段位別予選四段戦|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|佐々木大地
◯杉本和陽四段(0.474)[106/C2]
2017-10-09 第3期叡王戦段位別予選四段戦|棋譜
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|杉本和陽
○星野良生四段(0.515)[92/C2]
2017-10-12 第76期順位戦C級2組5回戦
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|星野良生
○小林裕士七段(0.559)[66/C1]
2017-10-19 第59期王位戦|予戦
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|小林裕士
○藤倉勇樹五段
10/26 銀河戦 Hブロック
○脇謙二八段
11/02 順位戦C級2組6回戦
○平藤眞吾七段(0.481)[102/C1]
2017/11/21 第66期王座戦一次予選(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|平藤眞吾
●上村亘四段
11/23 銀河戦本戦ブロック2回戦
○北浜健介八段(0.588)[42/B2]
2017/02/23 第67回NHK杯 予選 2回戦
11/24 王位戦予選
▼【2016年度の成績】
10戦 10勝 0敗
○加藤一二三九段(0.160)[164/C2]
2016/12/24 第30期竜王戦 6組 ランキング戦 1回戦(棋譜)
○豊川孝弘七段(0.269)[128/C1]
2017/1/25 第43期棋王戦 予選(棋譜)
○浦野真彦八段(0.250)[155/C2]
2017/2/09 第30期竜王戦 6組 ランキング戦 2回戦(棋譜)
○浦野真彦八段(0.250)[155/C2]
2017/02/23 第67回NHK杯 予選 1回戦
○北浜健介八段(0.588)[42/B2]
2017/02/23 第67回NHK杯 予選 2回戦
○竹内雄悟四段(0.487)[86/C2]
2017/02/23 第67回NHK杯 予選 決勝
○有森浩三七段(0.312)[135/F]
2017/02/23 第67期王将戦 一次予選 1回戦
○大橋貴洸四段(0.400)[77/C1]
2017/3/10 第48期新人王戦 本戦 2回戦(棋譜)
○所司和晴七段(0.312)[154/F]
2017/3/16 第30期竜王戦 6組 ランキング戦 3回戦(棋譜)
○大橋貴洸四段(0.400)[77/C1]
2017/3/23 第43期棋王戦 予選 3回戦(棋譜)
2.【非公式戦(非公式対局)】での全成績
○ 増田康宏四段(0.680)[32/C2]
(無音・静止画棋譜データ)
3月12日
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第1局』
⚫️ 永瀬拓矢六段(0.674)[9/C1]
(無音・静止画棋譜データ)
3月19日
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第2局』
○ 斎藤慎太郎七段(0.757)[8/B1]
(無音・静止画棋譜データ)
3月26日
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第3局』
○ 先崎学九段(0.455)[78/B2]
(無音・静止画棋譜データ)
3月26日 電王戦×3月のライオン
「第零期 獅子王戦 予選(ニコニコ動画)」
⚫️ 羽生善治三冠(0.551)[3/A]
(無音・静止画棋譜データ)
3月26日 電王戦×3月のライオン
「第零期 獅子王戦 決勝(ニコニコ動画)」
○ 中村太地六段(0.650)[23/B2]
(無音・静止画棋譜データ)
4月2日
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第4局』
○ 深浦康市九段(0.452)[28/A]
(無音・静止画棋譜データ)
4月9日
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第5局』
○ 佐藤康光九段(0.485)[15/A]
(無音・静止画棋譜データ)
4月16日
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第6局』
○ 羽生善治三冠(0.551)[3/A]
(無音・静止画棋譜データ)
4月23日
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第7局』
⚫️ 豊島将之八段(0.696)[4/A]
(無音・静止画棋譜データ)
5月7日
五万石藤まつり『第24回将棋まつり』
※将棋まつりイベント進行の都合で、急遽1手20秒での手合いとなりました。
棋士別成績一覧(レーティング)
参照元:将棋 棋士別成績一覧(2017年5月14日調べ)
評価関数に関しては、2017年世界コンピューター選手権優勝ソフト「elmo」を元にしています。
3.データの見方・分析方法は?
藤井聡太
四段 ←段位。経験と実績によります。
(1.000) ←2016年度の公式戦勝率
[53/C2] ←[165人のプロ棋士を最近の成績によって格付けしたレーティングシステムによる棋力の評価順位/名人戦の参加リーグ(名人戦の制度による経験と実績を表します。)]
※タイトルホルダーもしくは順位戦リーグ上位者の場合、対戦相手が相対的に強くなるので勝率は低くなります。
※レーティングシステムはデビュー時の評価数値が一定であるというシステム上、50戦程度の対局をこなさないと正確な数値を表すことができません。
白星と黒星の対戦相手、コンピューターによる棋譜分析から推測した場合。藤井聡太くんのレーティング順位は[1位〜15位]に位置されることが予想されます。
現在のレーティング上位(1位〜15位)棋士一覧を調べてみると・・・
(2017年5月15日現在)
1 佐藤天彦名人 1869
2 稲葉陽八段 1862
3 羽生善治三冠 1858
4 豊島将之八段 1846
5 渡辺明竜王 1843
6 久保利明王将 1840
7 菅井竜也七段 1816
8 斎藤慎太郎七段 1809
9 永瀬拓矢六段 1809
10 糸谷哲郎八段 1790
11 広瀬章人八段 1786
12 千田翔太六段 1784
13 木村一基八段 1772
14 澤田真吾六段 1765
15 佐藤康光九段 1762
〜
〜
53 藤井聡太四段 1614
2017年6月17日現在の藤井聡太四段の評価値は1679、37位となっています。
移動平均値なので実際の実力を表す評価値としてはサンプルデータが不足していますが、過去の戦績と勝率を元にして考えてみると、14歳にして間違いなくTOP10の棋力があるものと考えられます。
佐藤天彦名人、渡辺明竜王、羽生善治三冠などTOP棋士との対局が楽しみですね!
将棋連盟|棋士別成績一覧(レーティング)
参照元:将棋 棋士別成績一覧(2017年5月14日調べ)
藤井聡太四段のプロ入り後、17連勝までの公式戦・非公式戦の軌跡をまとめて見ました。
筆者もプロ棋士に憧れて千駄ヶ谷に通っていたほどの将棋好きだったのですが、気がつけば四半世紀ほど前の話です。インターネットTVのAbemaTV開局をキッカケに将棋を見るようになったのですが、超急戦、相掛かり、一手損角換わり、横歩取り・・。
随分将棋のスタイルが変わったなと、序盤からモダンでスピード感があり、局地戦といったシングルタスクを詰めていくような戦局が多かった過去に比べて、どれだけマルチタスク処理ができるか?といったような盤面全体を難解に、複雑にしていくような一手が多くなったように思います。
若手棋士同士の対局を見ていると、その処理速度の速さ、細い攻めを繋ぎ切るような深い読み。最終的に負けること以外は何事もリスクでは無いといったような、まるで志の高い若手起業家を見ているような感覚です・・。
例えて見るとガップリ四つで組んで、相手の技も受け切って、さらに相手を上回るような深い読みをといった考え方は当然であって、もっといい手を、もっと最善を、もっと難しく、もっと深くといった感じで、自分が読みきれなくなるという可能性を恐れずに、難解な一手に飛び込んでいく棋士が多いと感じます。
最近の将棋は本当に凄まじいと感じました。
プロの対局を見ていると、定跡から外れた後の展開があまりにも複雑すぎてまったく思考が追いつけません。
将棋好きとして長年対局を見ていると、素晴らしい妙手でも指されたあとであれば、ああ。その手があったか!となるものなんですが、藤井聡太四段の指す妙手と呼べる一手は指された後で考えても、その意味が非常に難解、読みが深すぎて自分一人では到底理解できません。
『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第1局』でスッと指した9七玉を見て、藤井聡太四段の将棋に惹かれて以後、全局の棋譜を並べています。
藤井聡太四段は若干14歳。今までに羽生さんだけが指したような一手に似ているようで似ていない、天彦名人のような一手に似ているようで似ていない、なんというか、核心を突く全て読み切っているような一手を指す瞬間が誰よりも早いように感じるのですが気のせいでしょうか?
過去に羽生さんが聡太くんと同じようにプロ入りした頃、時の大棋士、米長先生が羽生さんの次の一手を見事に当てて、奨励会三段リーグに在籍する棋士の卵たちに
『羽生くんの次の一手を当てるなんて、さすが米長先生!』
と褒められたのか、なんだかわからない。といった心境を語ったということがありましたが、今現在、藤井聡太四段の次の一手を同じように当てられる人がいるでしょうか?
今までの藤井聡太四段が残している棋譜、ほとんどの局に衝撃を感じているのですが、これを書いている前日に放送された、NHK杯[千田翔太六段]との対局で指した4一角前後からの流れについても背筋に寒気が走るほどの鳥肌が立ちました。
自分が今まで見てきた憧れの将棋とは全く異質のもの、いくらなんでも強すぎる。
状況判断から、瞬間的な記憶力、相手の心理を読む能力、脳の情報処理能力が高すぎると感じます。
パソコンでいうところの、CPUが今までに見たことの無いようなスペックで、メモリは大きすぎて一体どれだけの大きさなのかわからない、というほどです。そんな彼の年齢は14歳。
彼の一手は時間を止める。マジシャンのように周囲の時間を止める魔法のような一手を指すんです。
周囲が遅すぎるのか、彼が速すぎるのかはわからなくても、動いているのは藤井聡太四段です。
情報を調べていると、様々なところで神の子、天才少年現る!といった内容の報道がありますが、彼は本当の天才だと思います。
将棋界という神童の集まりといった業界においても、異質の存在。14歳にして、天才と努力が重なった姿を体現した頭脳の持ち主だと思います。この彼から将棋を通して、沢山のことを学びたいと思います。
4.勝率と参加リーグ・レーティング
▼【名人戦の参加リーグ(順位戦)と勝率について】
将棋のタイトルにおいて、一番知名度が高いタイトルと言えば[名人]ではないでしょうか?
藤井聡太名人となるまでに、どのような道程があるのか?最古の歴史を持つタイトル、プロ棋士制度の根幹とも言える名人位を争う名人戦(順位戦)には以下のようなクラス分けがあります。
A級(10名)
A級優勝者が名人への挑戦者となります。
B級1組(13名)
B級2組(26名)
C級1組(34名)
C級2組(47名)
フリークラス(若干名)
1年1度だけ開催されるリーグ戦(順位戦)となっていて、それぞれのリーグ戦の中で約10局の対局による勝敗で順位を競います。成績上位者2名(C級2組のみ3名)が上位リーグに進級、同様に成績下位者は降級となります。
日本将棋連盟TOP|棋戦一覧|名人戦・順位戦
参照元:日本将棋連盟(2017年5月調べ)
藤井聡太くんは2016年度のプロ登録なので、2017年度の名人戦C級2組から名人位を目指す順位戦がスタートします。
昨今のC級2組順位戦で昇級するためには10連勝、最低でも9勝1敗の成績が必要です。
C級2組は順位戦としては一番下のクラスになりますが、ここで成績上位者3名に入るのは運も必要と言えるほど非常に困難な狭き門です。なぜなら藤井聡太くんがプロ入りする前、プロ棋士育成機関である(奨励会三段リーグ)を卒業した時、彼の成績は[13勝5敗]なんです。
あとひとつ負けていたらプロ入りは次期に持ち越しという成績でした。
プロ入り(四段)昇段後、圧倒的な強さでデビューから17連勝。記録を更新中の藤井聡太四段ですが、つい半年ほど前の(奨励会三段リーグ)では5敗を喫しています。
この成績から言えることは、それだけコンピューター将棋(AI将棋)世代とも言えるような、若手の棋力が非常に高いということを示していて、C級2組を突破するためには、近年のハイレベルな奨励会三段リーグ突破者が含まれているC級2組での対局で、10連勝、最低でも9勝1敗という成績を残さなければいけません。
非公式戦ながら藤井聡太四段がプロ入り後、初の敗北を喫した棋士。鬼軍曹こと、永瀬拓矢六段(0.674)[9/C1]はレーティングシステムによる棋力評価順位が、9/165位という高順位ですが、順位戦では昇級者次点となることが多く、現在C級1組に所属しています。
全部で7つあるタイトル戦(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖)のうち、名人戦だけがタイトル挑戦までに1年では届かない仕組みの棋戦となっています。
C級2組(47名)から進級するのに1年
C級1組(34名)から進級するのに1年
B級2組(26名)から進級するのに1年
B級1組(13名)から進級するのに1年
A級(10名)で優勝するのに1年
他タイトルの獲得や成績優秀者による飛び級制度は無いので、藤井聡太くんが名人になるためには、どんなに早くても5年の歳月がかかります。
▼【レーティングシステムについて】
最近のコンピューター将棋(AI将棋)の強さはどれほどのものなのか?
コンピューター将棋にも様々なプログラム(ソフト)が存在しますが、仮に上位5つのソフトを全プロ棋士と比較した場合、レーティングシステムによる棋力の評価順位はコンピューター将棋(AI将棋)が他のプロ棋士を圧倒するほどの差で1位となります。
持ち時間などの条件にもよりますが、(持ち時間(考慮時間)が長い方が人間にとって有利、短い場合はコンピューターにとって圧倒的有利と言える条件です。)、レーティングシステムでは3〜5年ほど前からコンピューター将棋(AI将棋)が1位となっていて、現在でも進化を続けています。
棋士別成績一覧(レーティング)
参照元:将棋 棋士別成績一覧(2017年5月14日調べ)
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そんな藤井聡太四段の成長を促したと言われている、スイス発の天然木を使ったおもちゃ[クボロ(キュボロ)]が空前の大ヒットとなっています。
お子様へのプレゼントとして、定番商品となりそうな予感です・・。
国内どこのショップを穴があくほど探しても、cuboro[クボロ(キュボロ)]は発送まで半年待ちの大人気・・。
(2017年5月15日調べ)
ヤフオクやメルカリでは品薄な上に定価の1.5〜2倍くらいの価格で取引されています。
製造元のスイスから個人輸入した方が安いくらいかな?
(調べてみたところ、第3国での売価も現地での売価もほぼ同一価格です。在庫についても現地では引き合いが強く品薄となっているようです。)
と、いうことは・・。
情報が行き届かない、すでに製造元から商品が出荷済みとなっている第3国から取り寄せれば、まだまだ在庫があるのでは・・
(調べてみたところ、欧州では各国の現地オークションサイト、ショッピングサイトなどを見るとそれなりに在庫数があります。アジア圏ではほとんど在庫が無いみたいです。)
アジアではcuboroの販売代理店が少ないのかな?
cuboro販売代理店の分布図
http://cuboro.ch/de/swiss/japanese
そういうことですね。こういった玩具におけるユーロ圏からの送料は意外と安い(送料は重量累進式ですが、ヤマト国内運賃の5倍くらいです。)継続した商売目的でなければ、関税も掛かからず配送にかかる期間も1週間程度です。
人気のcuboro・ベーシスの重量は、梱包材込みで1個あたり2.7kg(1商品2kg程度)
興味を持って気がついたら部屋がcuboro[クボロ(キュボロ)]だらけになっていたりして、それはそれでちょっとお洒落かもしれませんね。
現在では子供将棋が大流行中!未来の名人、王将、竜王、詰将棋全国選手権、こども名人戦優勝を目指して、全国のこども将棋教室が大変忙しくなっているようです。
将棋(syougi/shogi)人気が海外まで届く日が楽しみです!
5.あとがき
18連勝以降の観戦記録です。
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18局目
第7期加古川青流戦 本戦 2回戦
竹内雄悟四段に勝利で18連勝!
(0.487)[86/C2]
藤井聡太四段が指した
elmoもPonanzaも読んでいなかった
1五歩が決め手となって18連勝!
この一手が指されるまで
コンピューターは藤井劣勢という評価
Abema.TV解説の屋敷九段・深浦九段も
藤井敗勢といったような
苦しそうな言い回しでしたが
誰もが読んでいなかった
1五歩の一手で一気に勝勢へ
2017年5月3日〜5日に開催された
第27回世界コンピュータ将棋選手権
(主催:コンピュータ将棋協会)
優勝ソフトのelmo
準優勝ソフトのPonanza
両最強ソフトの読み筋に無かった一手を指して
藤井聡太四段が18連勝!
終盤の局面が狭くなっている状態で
コンピューターの読み筋を上回る一手を
人間が指すというのは異例中の異例です。
藤井聡太四段の将棋は
過去に早指し戦で羽生三冠が指した一手
羽生マジックと呼ばれるような妙手
6六銀や8四歩といった手が
毎局指されているような感じです・・。
見るたびに驚愕の強さ
鳥肌が立つほど強いです。
どれくらい強いかって・・。
秒読み将棋なのに指した手の意味が
指された後に
トッププロ棋士が数人でしばらく考えても
その真意がわからないほどの強さなんです。
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19局目
藤井聡太四段が勝利でデビューから負けなしの19連勝!竜王戦の決勝トーナメント出場を決めました。
若手棋士の代表とされる、近藤誠也五段を序盤から圧倒。圧巻の勝利です。見れば見るほど強すぎます。
長年将棋を見ていますが、終局後の異様な雰囲気がその強さを物語っていました・・・。
ポアンカレ予想を解いたグレゴリ・ペレルマン氏が世界中の学者の前で解答を証明しても、専門家が誰も理解できなかった。という逸話があるように、藤井聡太くんが将棋を指すと、その一手の意味をプロ棋士の誰もが理解出来ない。ということが一つの真実なんだと思います。
トッププロの解説を聞きながら盤面を見ていても、自分はもちろん、解説者も、誰も藤井聡太くんの一手が何を意図しているのか理解出来ていません。
藤井聡太くんの思考は、現在の最強コンピューターソフト数台を掛け合わせたものよりも、さらに最終解答に近いものなのかもしれません。
彼の将棋を見るたびに衝撃でしたが、今回も絶句です。短期間でさらに強くなっていきます。
終局後の異様な雰囲気、あれほど周囲に静けさが漂ったのは初めてのことではないでしょうか?
だって、そこで何が起こったのか?どれだけ強いのか?人間にはわからないんですから・・・
しかし、そんな中でも聡太くんの指し手の速度、考慮時間から推察できることがあります。
それは、聡太くんだけは確信を持って、全てを読み切っていることが証明可能だと言うこと。
本局も衝撃の一局です。
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20局目
○ 近藤誠也五段(0.721)[31/C1]
2017/5/25 第30期竜王戦 6組 ランキング戦 決勝(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|近藤誠也
近藤誠也五段(20歳)は
全棋士参加のタイトル戦
2016年度王将戦で
TOP6人に入っている実力者
18連勝までの対局相手の中でも
千田翔太六段に並ぶ若手のエース格です。
余談ですが、
竜王戦では全ての対局料が公表されています。
今回、近藤誠也五段に勝利したことで
竜王戦6組の優勝賞金900,000円を獲得して本戦出場が決定。
その後、竜王戦決勝トーナメントを勝ち続けると
1局ごとに獲得できる対局料は・・
500,000円
750,000円
1,150,000円
1,600,000円
4,400,000円
(挑戦者決定戦三番勝負での対局料)
4,400,000円
(竜王位決定戦七番勝負での対局料)
竜王位決定戦七番勝負では
対局料とは別に、
優勝賞金4320万円
敗者賞金1590万円
が対局者に支払われます。
プロ棋士にとって
竜王戦は名人戦と双璧をなす最高峰の舞台
現竜王位の渡辺明竜王(33歳)は
20歳で竜王戦に初優勝。
その後、11期もの期間にわたって
竜王位を保持しています。
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|渡辺明
藤井聡太くんが激戦を勝ち抜き
さらには、渡辺竜王を破り・・
史上最年少14歳での竜王誕生となるでしょうか?
竜王戦決勝トーナメント一回戦の相手は
昨年度の新人王・増田康宏四段(0.680)[32/C2]
増田康宏四段はAbemaTVの企画、
「藤井聡太四段 炎の七番勝負」第1局で対戦した相手です。
(無音・静止画棋譜データ)
AbemaTV『藤井聡太四段 炎の七番勝負 第1局』
9七玉のような妙手がまた見れるのでしょうか?
20連勝に期待したいですね!
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21/22局目
[6月7日14:31終局]
藤井聡太四段が22連勝!最終盤の数手で僅かに坂口五段に決定的な逆転手があったようですが、その一手以外は全て序盤から優勢に押し切った内容でした。
21連勝!
○都成竜馬四段(0.619)[54/C2]
2017/6/07 第2回上州YAMADAチャレンジ杯 一回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|都成竜馬
22連勝![6月7日14:16 終局]
○阪口悟五段(0.531)[95/C1]
2017/6/07 第2回上州YAMADAチャレンジ杯 二回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|阪口悟
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23局目
[6月7日16:40終局]
23連勝!
○宮本広志五段(0.579)[55/C1]
2017/6/07 第2回上州YAMADAチャレンジ杯 三回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|宮本広志
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24/25/26局目
6月10日、二局の対局がありましたが、二局ともに勝利。デビューからの連勝を「25」に伸ばしました!
24連勝!
○梶浦宏孝四段(0.561)[66/C2]
2017/6/10 叡王戦 予選 一回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|梶浦宏孝
[6月10日21:30終局]
25連勝!
○都成竜馬四段(0.619)[54/C2]
2017/6/10 叡王戦 予選 二回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|都成竜馬
26連勝!
[6月15日22:53終局・108手で藤井四段の勝ち]
瀬川晶司五段との激闘を制してデビューから公式戦26連勝!本当に一手差の名勝負でした。
(108手まで。終局図)
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27局目
27連勝!
[6月17日14:00 対局開始]
元奨励会員(14歳時に入会、15歳で退会)、東大一年生の藤岡隼太アマ(学生名人)との対局が始まりました。
[6月17日15:46終局図 106手まで。]
参照元:朝日新聞デジタル(棋譜・画像)
開始直後から終始圧倒した藤井聡太四段の勝ち。学生名人ってプロ棋士と肩を並べる強さと言えるほどですが・・、あらためて凄まじいまでの強さです。
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28局目
28連勝!
先手▲藤井聡太四段
後手△澤田真吾六段
(11:47 ▲藤井聡太四段 4六角打)
戦型は藤井聡太四段が得意とする
「角換わり6二金型」
昼食休憩前に
急所の角を打った局面です。
(16:38の局面 ▲藤井聡太四段の手番)
この局面から一気に藤井四段が寄せ切って
16:46、澤田真吾六段が投了。
(投了図 99手まで)
内容は藤井聡太四段の完勝。
ついに、連勝記録は28連勝となりました!
歴代連勝記録が単独1位となる
29連勝を賭けた次局は
6月26日10:00〜 増田康宏四段との
第30期竜王戦 本戦1回戦です!
報道が加熱していることもあり、
YouTube/ニコニコ生放送(ニコ生)など、
本日はどの動画実況でもLIVE中継はありません。
本日の中継に関しては
将棋プレミアムチャンネルのみで放送されています。
(当方も本日入会を済ませましたが、
懸念したサーバーが重くなるという問題もなく
無事に会員登録完了!
快適に視聴可能です。)
当初、発表されていた実況解説は
午前中から加藤一二三九段とのことでしたが・・。
午前中〜現在
佐々木勇気五段と安食聡子女流が
解説をされています。
13:05〜
先日、63年にわたる現役生活を引退された
加藤一二三先生が
将棋プレミアムチャンネルの解説に登壇しました。
(変わらぬお姿で饒舌な加藤先生
明朗に解説しておられます。)
ホッとしました。
先日お帰りになられた理由について
要約すると・・
「対局前に負けた後のことをイメージする棋士はいない。」
加藤先生の現役最終手合い
最後まで見届けさせていただきました。
(先日のニコ生中継で中原誠16世名人が
ゲスト解説に登壇されたのには驚きました。)
数々のエピソード、
熱戦をありがとうございます。
「将棋プレミアムチャンネル」
1日のみの視聴は500円となっていますので
この機会にいかがでしょうか?
気になる昼食は・・・
藤井四段「ごま味噌とじうどん」
澤田六段「注文なし」です。
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29局目
藤井聡太四段が29連勝を決めた対局の模様です!
(21:25 投了図)ついに歴代最高連勝記録を更新!無敗での29連勝達成です!
先手 ▲藤井聡太四段
後手 △増田康宏四段(0.680)[32/C2]
2017/06/25 竜王戦決勝トーナメント一回戦
男性棋士のSNS&ブログ集へのリンク|増田康宏
戦型は角換わりを目指した
先手 ▲藤井聡太四段の指し手に対して
後手 △増田康宏四段が4四歩と
角道を閉じて角換わりを拒否。
(10:55)手番は▲藤井聡太四段
じっくりした駒組へという展開
(10:58)23手目▲3五歩
藤井四段が歩をぶつけて開戦。
ここから、△同歩▲3六銀と進んで
昼食休憩に入りました。
昼食はお互い「みろく庵」です!
▲藤井聡太四段(豚キムチうどん)
△増田康宏四段(ミニとんかつ定食)
(17:25)▲2二歩
他のプロ棋士、
コンピューターソフトの予想になかった
▲2二歩。
ここで夕食休憩に入りました。
(19:15)△同金
長考して増田四段は2二歩に対して同金
この時点で戦況判断はほぼ互角です。
(21:15)局面は最終盤。
▲藤井四段の勝ちが決定的な局面。
(21:25 終局図)増田四段が投了。
ついに無敗のまま29連勝!
歴代最高連勝記録を更新しました。
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30局目
プロデビューから30戦目で初黒星。
驚異の29連勝!連勝記録を止めたのは
佐々木勇気五段でした。
(16:25の局面)
手番は後手△藤井聡太四段です。
あまりに複雑な為、
とても難しい局面ですが
最新のコンピューターでの評価は
先手▲佐々木勇気五段が+600
+600という数値は
ここから佐々木五段が最善に近い手を
尽くした場合、
7割ほどの勝ちという数値。
かなり優先と考えてよい局面です。
しかし、プロ棋士の棋譜を
コンピューターで解析した場合
すべて最善を尽くしたという将棋は
2017年度において
佐藤天彦名人が1局
藤井聡太四段が1局というほど
難しいものです。
(さらには圧倒的な強さを誇る
コンピューター将棋ですが、
稀に人間の想像力が上回る場合もあります。)
(19:55の局面)
後手△藤井聡太四段の手番です。
現在の局面は互角に!
終局予定時刻は21:30。
お二人とも頑張っていただきたいです!
21:31に藤井聡太四段が投了
29連勝で終局。
101手まで
佐々木勇気五段の勝ちとなりました。
感動をありがとうございます。
前人未到。勝てば30連勝となる対局は
(7月2日 10:00対局開始)
竜王戦・決勝トーナメント2回戦
佐々木勇気五段です。
佐々木勇気五段(0.719)[12/C1]
文句なしの若手のトップ棋士です。
佐々木五段は端正なルックス、明瞭な解説。
高い実力で曖昧な言い回しが少なく
解説者として呼ばれることが多い人気棋士です。
スイス・ジュネーヴ生まれ
フランス・パリ育ち
と報道されていますが、
スイスは1歳半ほど
フランスでは2歳まで過ごしたそうです。
(佐々木勇気五段・本人談)
藤井四段の解説経験もあり、
藤井四段の次の一手を予期していたり
その構想、指し手を理解出来ているような
数少ない棋士の一人と言えます。
さらに、プロデビュー直前の
藤井聡太四段(当時三段)が
公開対局で唯一負けた相手でもあります。
対戦成績によるレーティング評価も
2017年7月2日現在
200人程いるプロ棋士の中で
「12位」の評価となっています。
藤井聡太四段を応援していますが、
実力は五分五分。
連勝を止めるのは佐々木勇気五段なのか・・。
とも感じます。
見逃せない一局です。
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31局目
先手 ○藤井聡太四段
後手 ●中田功七段(0.441)[118/C2]
対局場所 関西将棋会館
藤井聡太四段のプロデビュー31戦目は
名人戦(C級2組順位戦・2回戦)です。
本日対局している中田功七段と言えば
多彩な趣味を持つことで知られていますが
何と言っても、
佐藤天彦名人の師匠として有名です。
藤井聡太四段の
最多連勝記録は「29」でストップしましたが
年間最多勝、最高勝率などの新記録や
最年少タイトル獲得
最年少名人位への挑戦、獲得など
様々な記録の更新に向けて
その挑戦は続いています!
(12:40まで昼食休憩中。現在の局面)
手番は△中田功七段です。
※藤井聡太四段の昼食は「やまが」のカレーうどん定食です!
(21:00 100手目△7四桂)
この△7四桂が指されるまで
局面は全くの互角。
△7四桂の一手で
▲藤井聡太四段が+1200ほどの優勢となりました。
果たして、この一手がどう出るのでしょうか?
(投了図 127手目▲5四桂まで)
▲藤井聡太四段。デビューから通算30勝です!
本日対局となる
名人戦(C級2組順位戦)では
1年間を通して同組に所属する棋士と
10局の対局を行います。
藤井聡太四段は新人プロ棋士です。
C級2組内での順位は「50人中45位」
例年通りの傾向だと・・
「9勝1敗」で約3割の昇級
「10戦全勝」ならば確実に(C級1組)昇級できます。
藤井聡太四段の
現在の成績は「1勝0敗」
史上初めてとなる10代での名人位獲得
最年少名人となるためには
1度も負けることができません。
過去30年間の歴史で
「名人戦(C級2組順位戦)」を
1期で昇級(一期抜け)した棋士は
5名しかいません。
10戦全勝で一期抜けした棋士は
船江恒平六段のみという難関です。
周囲の期待もそうですが
藤井聡太プロの挑戦は続きます!
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プロデビューからの第32局目!
[7月11日 14:00対局開始]
勝ち △藤井聡太四段
負け ▲都成竜馬四段(0.619)[54/C2]
2017/7/11 第7期加古川青流戦|本戦3回戦(棋譜)
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|都成竜馬
(加古川青流戦のトーナメント表)
(14:10)▲5七銀とした局面。
都成四段の研究手、中飛車の陣形です。
ここから、どうなるのでしょうか?
(14:28)△6四銀とした局面。
通常は▲4五銀とするところを
▲6五銀と出た都成四段。
ここで△6四銀として藤井四段が応戦!
ここから一気に勝負となりそうな展開です。
(14:55)手番は▲都成竜馬四段です。
形勢はわずかに後手持ちでしょうか?
ほぼ互角の局面です。
なんと△藤井聡太四段の構想は
良型とされる6四角の位置から
自分の角を5三角の位置に引き下げてから
駒損を受け入れて王将を前線へ
ここまでも、ここからも
誰にも、コンピューターにもわからないのですが・・
この局面の前段階で藤井聡太四段は
全てを読み切っているのかもしれません。
既存の常識がほとんど
反映されていない将棋となっています。
強引にサッカーで例えると・・
ゴールキーパーが単独で
前線に参加している状況です。
この(15:55)の局面。
一般的には先手優勢に見えるかもしれませんが・・
後手が優勢です。
解説のプロ棋士も
コンピューターも
藤井聡太四段の最終的な勝利への構想
次の一手が全く読めません・・。
ただただ凄まじい読みの深さと大局観
圧倒的、鳥肌の強さです。
(16:00)からの展開。
AbemaTV解説の勝又清和教授、
藤森哲也五段も絶句。
会話の流れの中にしばらく無音の時間が流れました。
「まじか」「涙出て来た」
「あの子ここまで全て読み切っていたのか・・」
「いくら何でも強すぎる」「鳥肌が止まらない」
「見てはいけないものを見てしまったようだ・・」
「今までの人生でお腹いっぱい天才を呼ばれるものを見て来たが、まだこのような瞬間があるのか・・。人外と呼べるものを目の当たりにしているようだ・・」
冷静沈着な勝又清和教授ですら絶句の展開となります。
(16:38)藤井聡太四段の△4八金打
130手まで。
都成竜馬四段の投了となりました。
彼の手から
藤井マジックと呼ばれる一手が放たれると
全ての将棋ファンの時間を止めます。
「藤井マジック」
彼こそ本物のマジシャン、魔法使いです。
(実際に中継している解説者の時間も止めてしまいました・・)
通常の人間は
強いものを見ると憧れて
強すぎるものを見ると尊敬して
それがさらに進むと、
感情を表す気持ちだけが言葉になって
その先には
言葉を発することが叶わない時間
息の詰まる沈黙があります。
この沈黙の一局は
今までの藤井聡太四段の全対局、
32局の中においても壮絶な一局なので
後日詳細を解説させていただきます。
*「聡ちゃん」の名付け親は「ひふみん」こと加藤一二三先生です。
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プロデビューからの第33局目!
[7月21日 13:00〜]
上州YAMADAチャレンジ杯の本戦・準々決勝となります。
(持ち時間20分、切れたら一手30秒)
*この対局は棋譜のLIVE中継のみ。動画中継はありません。
(将棋プレミアムチャンネルでの生放送が決まりました!)
このページでも随時状況を報告させていただきます。
対局相手は
三枚堂達也四段(0.736)[35/C2]
梶浦宏孝四段(0.561)[66/C2]の勝者です。
午前中の対局で
三枚堂達也四段が98手で勝利。
13:00〜
先手 ▲三枚堂達也四段
後手 △藤井聡太四段となります。
(13:10)29手目▲6六歩
戦型はお互いが得意とする
角換わり腰掛け銀へと向かっています。
215手の激闘。
中盤まで大きく優勢だった
藤井聡太四段でしたが
三枚堂達也四段の逆転を許して
プロデビュー後2回目の投了となりました。
藤井聡太四段の誕生日は
2002年7月19日なので
本日の対局が15歳初めての対局となりました。
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7月24日の対局は
10:00〜 14:00〜の2試合が予定されています。
プロデビュー第34局目の対局!
[7月24日 10:00〜]
第89期棋聖戦 一次予選 1回戦
(持ち時間1時間)
先手 ▲藤井聡太四段
後手 △西川慶二七段(0.286)[157/F]です。
プロデビュー第35局目となる次戦は・・
[7月24日 14:00〜]
第89期棋聖戦 一次予選 2回戦
阪口悟五段(0.531)[95/C1]
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|阪口悟
との対局です!
(15:55の局面)
△藤井四段の勝勢です。
(15:57)△4六飛まで。
90手で藤井聡太四段の勝利となりました。
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7月27日10:00〜
プロデビューから第36局目!
第25期銀河戦 予選 1回戦
(持ち時間各25分)
先手 ▲藤井聡太四段
後手 △平藤真吾七段(0.481)[113/C1]です。
(投了図。102手まで)
先手 ▲藤井聡太四段の勝ちとなりました。
自陣は手付かず、圧巻の勝利です。
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8月4日 10:00〜
プロデビューから第36局目!
王将戦 一次予選(決勝)持ち時間3時間
後手 △藤井聡太四段
先手 ▲菅井竜也七段(0.689)[3/B1]
ここまで、
160人が在籍するプロ棋士との対局の中で
上位レーティングに位置する棋士
○千田翔太六段(0.738)[12/C1]
○澤田真吾六段(0.718)[13/B2]
●佐々木勇気五段(0.719)[12/C1]
との対局はありましたが、
今回対局する菅井竜也七段が
レーティングシステム上では
最上位に位置している棋士になります。
昼食休憩前△30手目(5四歩)
穴熊完成前に藤井四段が
戦いを仕掛けました。
投了図▲82手目(4四銀まで)
菅井七段が貫禄の勝利。
藤井聡太四段は3敗目となりました。
菅井竜也七段は
現在、王位戦七番勝負の挑戦者として
羽生善治王位に対して
2戦2勝と初戦から連勝中。
ここまでの藤井聡太四段の
プロデビューからの成績は
通算成績34勝3敗。
今年度の戦績は24勝3敗。
全棋士の中で勝数・勝率とも1位です。
新人プロということもありますが
対局数の多さもダントツの1位となっています。
各棋戦はトーナメント形式なので
段位の近い実力者同士は
対局機会がおのずと多くなります。
暑い毎日に負けず
素晴らしい対局を期待したいですね!
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[8月10日 10:00〜]
プロデビュー38局目!
名人戦・順位戦C級2組・3回戦
持ち時間6時間
後手 △藤井聡太四段
先手 ▲高見泰地四段(0.628)[39/C2]
2017/8/10 名人戦・順位戦C級2組・3回戦
日本将棋連盟TOP|棋士データベース|高見泰地
アベマTV(AbemaTV)
ニコニコ生放送の解説で大人気!
高見泰地五段を相手に
どのような将棋を見せてくれるのでしょうか?
(10:15 手番は▲先手)
戦型は持久戦志向の相矢倉へと向かっています。
(18:40 ▲7五同歩)
夕食休憩後の局面、手番は△藤井四段
後手番の藤井四段が優勢という局面です。
(終局図 △4八金打まで)
ここで高見泰地四段の投了となりました。
藤井聡太四段の
プロデビューからの通算成績は
35勝3敗(0.921)
凄まじい数字です。
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プロデビュー39局目!
関西将棋会館での
王位戦予選、小林健二九段との対局。
abemaTVでの生放送がありました!
藤井聡太四段の快勝です!
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プロデビュー40&41局目!
8月22日(火) 10:00〜
朝日杯将棋オープン一次予選
大石直嗣六段(0.600)[48/B2]との対局に勝利!
14:00〜
朝日杯将棋オープン一次予選(2試合目)
先手▲竹内雄悟四段(0.487)[86/C2]
との対局にも勝利!
午前、午後2局の対局に勝利しました。
これで通算成績は38勝3敗!
勝率は9割を超えています。
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プロデビュー42局目!
8月24日10:00〜
(千日手成立のため、
先後を入れ替えて12:40〜指し直し)
第43期棋王戦 本戦 2回戦
持ち時間4時間
後手△藤井聡太四段
先手▲豊島将之八段(0.696)[1/A]
本日ついに公式戦初となる
A級棋士との対局です。
対局相手の豊島将之八段は
今期A級に昇級した若手棋士ですが
全棋士の実力評価指数を表す
対局レーティングは
8月22日の段階で第1位です。
本局も熱戦が期待されます!
(残念ながら本対局の動画によるLIVE中継はありません。)
(*午前中対局の局面図)
角換わりの相腰掛け銀で進んだ
午前中の対局は千日手が成立。
12:40〜の指し直し局でも
角換わりの相腰掛け銀へ
お互い譲らずといった攻防が続きます。
(17:15 54手目)
手前が後手の△藤井聡太四段
奥側が先手の▲豊島将之八段
△藤井四段が2五歩とした局面
elmoによる形勢判断は互角です。
elmoによる形勢判断は
▲豊島将之八段が+3000の勝勢
ほぼ必勝と呼べる局面です。
87手目。
豊島八段の次の一手で
藤井聡太四段の投了となりました。
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プロデビュー42局目
9月2日10:00〜
場所:東京将棋会館
持ち時間1時間
加古川青流戦(準々決勝)
井出隼平四段との対局です。
この対局はAbemaTV・ニコニコ生放送でのLIVE中継が予定されています。
42局目の対局は井出隼平四段の勝利。
藤井聡太(ふじいそうた)四段はプロデビュー後、初めての連敗です。
藤井聡太(ふじいそうた)四段の通算成績は38勝5敗となりました。
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プロデビュー43局目
9月3日10:00〜
NHK杯トーナメント2回戦
永世名人資格保持者・森内俊之九段との対局です。
NHK杯トーナメント史上初となる生放送対局!
結果は藤井聡太四段の勝利となりました!
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プロデビュー44局目
9月7日 10:00〜
新人王戦準々決勝
持ち時間3時間
△藤井聡太四段
▲佐々木大地四段(0.706)[47/C2]
の対局です!
(昼食休憩前△6四銀とした局面)
手前側▲佐々木大地四段の手番です。
二転三転した展開となりましたが
121手まで。
佐々木大地四段の勝ちとなりました。
この対局の結果
藤井聡太四段はプロデビューから6敗目。
通算勝率は(0.866)
本年度の勝率は(0.828)
凄い成績なのですが・・・
年間最高勝率を目指して
頑張っていただきたいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プロデビュー45戦目。藤井聡太四段が勝利しました!
9月14日|10:00〜
C級2組順位戦・4回戦
持ち時間6時間
先手▲藤井聡太四段
後手△佐藤慎一五段の対局です!
対局開始から9時間でこの局面・・・序中盤戦です。
さすが持ち時間の長い順位戦。
激戦となりましたが、藤井聡太四段の勝利です!
ーーーーーーーーーーーーー
プロデビュー46戦目。藤井聡太四段が勝利しました!
9月20日 10:00〜
王座戦一次予選
持ち時間5時間
5時前、63手の時点で小林健二九段が投了。
小林健二九段との対局に勝利です!
(9月8日|22:35)
竜王戦の挑戦者決定戦三番勝負
最終局となる第三局で羽生善治二冠が勝利!
渡辺明竜王への挑戦権を獲得しました。
佐藤天彦名人、菅井竜也王位
豊島将之八段、藤井聡太四段など
2017年度は若手棋士の活躍が目立ちますが・・・
やはり現在でも将棋界最高の対局カードといえば・・・
羽生善治 vs 渡辺明
天才棋士二人による宿命の対決です。
羽生善治二冠が竜王位を獲得した場合
前人未到の永世称号七冠達成となります。
竜王戦の行方も気になりますね・・。
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第47局目!
持ち時間1時間
(棋聖戦|一次予選)
対局相手は竹内雄悟四段です。
どういった対局になるのでしょうか?
終盤、大きく逆転した局面もありましたが
なんというか貫禄勝ちといった印象です。
藤井四段は15歳ですが・・・
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プロデビュー48戦目は・・・
10月6日
朝日杯将棋オープン一次予選
持ち時間40分
先手番の藤井聡太四段が
宮本広志五段に勝利しました!
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プロデビュー49局目!
10月9日14:00~
叡王戦四段予選|準決勝
場所|東京将棋会館
佐々木大地四段との対局です!
藤井聡太四段は
先月の初対局(新人王戦・順々決勝)で
佐々木大地四段に負けています。
新人王戦の賞金は
約300万円〜500万円
新人王戦は
毎年一回限りのトーナメント戦なので
タイトル権利がありません。
一方で今う年からタイトル戦となった
叡王戦の賞金額は
優勝者に対して2000万円以上
これは、
竜王戦、名人戦に次いで
将棋界で三番目の規模だと
公表されています。
初のタイトルが
初のタイトル戦となった叡王戦
なんていう
離れ業を密かに期待しています。
良い対局を期待したいですね!
これで、2人の対戦成績は
1勝1敗の五分へ
若い2人のプロ棋士の
これからに本当に期待したいですね!
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プロデビューから50局目!
10月9日
叡王戦四段予選|決勝
杉本和陽四段との対局です!
この対局に勝利をおさめると
ベスト16進出!
まだタイトルホルダーのいない
初代叡王位を競う
叡王戦決勝トーナメント進出です。
藤井聡太四段が
叡王戦の段位別予選となる
叡王戦四段予選を突破しました!
決勝トーナメントは16名
あと3回勝てば
初代叡王位決定戦に進出します!
まだ予選突破者が
出揃っていないため
組み合わせは
決定していませんが・・・
16名の中には
まだ藤井聡太四段が対局していない
佐藤天彦名人
渡辺明竜王が含まれています。
楽しみな対局はまだまだ続きます!
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2017-11-02
プロデビューから51局目!
藤井聡太四段が勝利をおさめました!
これで順位戦は5連勝!
過去に順位戦を一期抜けした
棋士は数名しかいません。
約50名の棋士が
3名の昇級枠を争う
順位戦C級2組を
突破するためには・・・
9勝1敗が最低条件です。
頑張っていただきたいです!
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[10月19日10:00~]
プロデビュー52戦目!
藤井聡太四段 vs 小林裕士七段
待ち時間4時間
(第59期王位戦|予戦)
一年間をかけての
王位戦がスタートします。
前期の第58期王位戦において
羽生善治王位から
タイトルを奪取した
菅井竜也王位に挑戦するのは
どの棋士になるでしょうか?
藤井聡太四段が勝利!
今回の勝利で通算成績は
46勝6敗となりました!
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[11月2日 10:00〜]
vs 脇謙二八段
C級2組順位戦|6回戦
[現在5戦全勝中!]
持ち時間6時間
となっています。
高校進学を決めた藤井四段。
学業とプロ棋士の両立という
難題をこなす棋士が
最近は増えていますね。
先日、
ついに念願のタイトルホルダーとなった
中村太地王座(29)も
早稲田政経スカラシップという
学歴の持ち主。
そんな
中村太地王座でも
在学中の棋戦の成績は
伸び悩んでいたように見えてしまいます。
(大学卒業後の成績は凄まじく
プロ入り6年目にして
C級2組順位戦10戦全勝
年度最高勝率[歴代2位]など
現在の活躍に至ります。)
藤井聡太四段も
更なる飛躍を期待したいですね!
本対局は藤井四段が勝利!
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【11月23日】
上村亘四段
銀河戦ブロック予選
持ち時間 各15分
開始時間 午後8:00
となっています。
前局の勝利で通算成績を50勝とした藤井四段!
さらなる活躍に期待です!
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【11月24日】
北浜健介八段を相手に
王位戦予選で勝利!
通算勝利数を51に伸ばしました!
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現在では藤井聡太四段のグッズが手に入りやすくなりました!
とは言っても・・。
藤井聡太四段の扇子「大志」が欲しいなと、専門ショップを見るとやはり売り切れ・・。
専門ショップには[ヤフー!将棋連盟店]と[将棋連盟デジタルショップ]があります。
ん?ヤフオクでの落札価格が軒並み20,000円前後・・・。ほんとに!?
(2017年8月10日現在、10,000円以下で取引されています。)
とは言っても、定価での購入は現在でも困難です・・。
(公式ネットショッピングでの手違いで多数の発注を受けてしまい、だいぶ先の追加生産分まで予約で一杯となっています。)
この扇子。なんの事はないプリントの商品なので定価2,000円ですけど・・。
(プロ棋士の直筆サイン扇子は15,000円前後で極稀に将棋連盟ショップで販売しています。)
連勝記録が「29」を迎えた時に比べれば
多少落ち着いたと言える
藤井フィーバーですが・・・
それでも藤井聡太四段の人気は凄過ぎますね・・。
今後、世界的なニュースとなって
将棋という言葉に(syougi/syogi)といった
英字を添える日が近いかもしれません!