TRENTE(トラント)

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気になるお財布を購入。

2012年プエルタデルソル(PUERTA DELSOL)製のカーフレザーでつくられた
折りたたみ財布を紛失して一ヶ月。
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(このシリーズの製品)

もう一度だって二度だって
プエルタデルソル(PUERTA DELSOL)
それも考えたけれど
現在のプエルタデルソル(PUERTA DELSOL)は進化していて
とてもシンプルな製品が多くなった。




さて、
このプエルタデルソル
好きになった理由を思い出してみると

いまから10年ちょっと前、
恵比寿駅から少し歩いた小さな場所で
旦那さんが制作。
奥様が販売といった営業形態で
店頭販売されていた。
四六時中制作に打ち込んでいる旦那さんが
店頭に出ることは稀で
だいたい店頭には奥様。
(この奥様。それはそれはお美しい女性という記憶)

創業当初はチタンコーティング仕様も
金やプラチナ素材もレザー製品も無く、
燻し加工を施した銀製品のみというラインナップ
今では馬(ナイト)が代名詞だけど
当時はサソリ、ゾウ、ヘビといったモチーフが主体。
image(最初期のシンプルなゾウの腕輪)

幸運のヘビのバングルと指輪のセット
幸せのゾウの指輪など
その時には足繁く通って10点以上購入してきた。
なかでも、
最初期にしかつくられなかったサソリモチーフの製品はとても貴重だった。
(ぼくは購入せず)
サソリはシンプルな腕輪だと4万円くらいだけど、
ウォレットチェーンは30〜40万円ですよ(奥さん!)




ところで、
なぜ?幾多もある銀製品ショップから
ここを好きになったかというと、

1、
当時の製品は他の有名ブランドに比べて
多少は割安であるにも関わらず(それでも高額です。)
異常とも言えるほどの細やかさ
それはそれは、本当に丁寧なつくりの
一点ものばかり。
『職人』という言葉が似合う製品だった。

2、
銀の含有量は950、ツナギは真鍮とチタン。
今では他素材も珍しくないが
当時の人気ブランドは一般的に
925&真鍮という素材ばかりで
色合いに深みがなく
素材の粘り気もなく、質感がサラッとしていて
とても傷もつきやすかった。
当時は珍しかった、素材からというところ。

3、
何と言っても、指輪や腕輪などの裏側。
見えないところまで丁寧にカドは取られていて
燻した加工も美しく磨かれていて、
一点一点が機能美まで持ち合わせた
『作品』と呼ぶにふさわしい美しさだった。

4、
その2、3年後に
ブルーチタンコーティングを施したシリーズが登場。
(日本では初めてというくらい珍しかった)
価格は金製品とほとんどかわらない。。。
製作者が言うには、
いまこのコーティングかけるのは
金を原材料にするのと同じ原価といっていた。
(真偽は不明)
チタンコーティングの修復は不可。
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(写真はブルーチタンコーティングのナイトと初期作品の組み合わせ)
チェーンもブルーチタンコーティング。




特にこれには思い出があって、
同じ組み合わせを2回購入しているネックレス。
大切につけていたら
『どうしてもセットで譲って欲しいんです。』という
プエルタデルソルを知らない友人からのお願いが…
このブランドを好きになってもらえるなんて
ファンとしては嬉しいので、
ネックレスはその場で譲り渡して
次の日、新たに購入しようと恵比寿へ
な、ない。。
ナイトのヘッドがない。。

そうなんです。
各モチーフ、各製品は初期製造分のみ
追加生産は一切しない。絶対に。
これがこの恵比寿界隈で
うろうろする方々の常識。

。。。
お願いした結果、
当然在庫もなく生産も出来ないが
自分用に所有しているものがあるので
未使用品ではないが、
それでも良ければとおゆずり頂いたもの。
(正確に覚えていないけど)

この製品、初回購入時は
奥様がこのセットで付けていたのを見て一目惚れ
同じセットでくださいと購入。
二度目の購入時はその奥様が付けていた
ものを購入することに。
ほんとに嬉しかったことを思い出すわけで

いまのぼくからすると、
事情を説明したり、気さくにスタッフに話しかけたりと
あーだこーだ。しそうなものだけど
当時はこういった場所ではだんまり。
たくさん友達とかお客さんとか紹介したけど
ただ気に入ったから、
ただ買う。といった感じ
だから、ほんとうに自分は嬉しかったんだろうな。

このあと、プエルタデルソル
チタンコーティングのチェスをモチーフにした
ネックレスが若者の間でスマッシュヒット。
セレクトショップへの卸売を主体とするブランドの仲間入りへ



2016年も終わりに近づき
いまの製品をチラッと見てみると
あの頃の一点モノといった感じは見受けられない。

2012年に購入したレザーウォレットの時も
若干そういう感じはあったけど
このブランドが本当に好きだったので。
嬉しいけど、寂しいというか
身近なミュージシャンを追っかけていて
手の届かないところへ行ってしまったかのような
そんな感じ。わかりますよね

まあいいか。
ところで、財布。どうしようか
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これにしました!
MIHARA YASUHIROのあぶり出し加工品。
10年以上前の創業当初から
現在に至るまで
新作発表での人気製品は即時完売というほどの靴職人
MIHARA YASUHIRO製の革財布。
(三原康裕さんの奥様は世界的ピアニストの上原ひろみさん)

三原康裕さんは創業当初、
自然に命を失った牛の皮しかつかわない。
といっていたけど現在はどうなんだろう?

この財布からも感じる
厚みは薄いが密度の濃い質感からすると
さほど変わってはいないかな?
最近の革を全面に出している人気ブランドの製品を見ると
若い生き生きとしたフカフカの革質が目立つ。
それが良いか?悪いか?ということではなく
ぼくはMIHARA YASUHIROさんのデザインが好き。




オレンジ色かワインレッドが良かったんだけど
夏・秋の新作なのに、当然どこにも売っていない。

うーん。
考えていたところ、なんと!
一番人気のオレンジ色に
ベルルッティで使用するパティーヌを施したという逸品を発見!
これは面白い^^
コレクターの方が制作、
一点限りの商品ということで即購入しました。

そういえば、
ベルルッティといえばパティーヌ。文字。
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この革の圧倒的な質感、
最高級のひとつと呼ばれるにふさわしい。

当時は本当に貴重であった
知識・知恵を伝えるための『本』
それを守るために
最高の技術でつくられた革製のカバー
グリフィンドールとかで勉強している子達の
本のカバーとかに使われていそうな
ベルルッティとはそういうブランド。




じゃあ、
なんで財布。ベルルッティにしないかって?

ぼくが使ったら酷いことになりそうで、
こういう革製品はその所有者の人となり
履歴が本当によく残る。
ぼくの友人が愛用している
ベルルッティの作品は
本当にその人をよく表しています。

バイクに乗るとき
財布をズボンのポケットに入れたりするような
僕にはちょっと。
何事でも本物がヒトを育ててくれますし、
所有物はヒトをあらわします。

こういう財布を選ぶ僕もまた
何かをあらわしているんでしょうね。
さて、今後どうなるんでしょう?