ダーツ投げ方のコツ(22)
遅く離すより、早く離れ出す練習!
効率よくタッチを長くするには?
重要!
・遅く離すよりも、早く離す練習をしよう!
ダーツを指から離すとき、
出来るだけ的の近くまで近づけて
離そうとする(遅く離す)と
自己理由となるブレ幅が
大きくなります。
(腕を振るスピードの緩急が強くなる)
これを
早く離そうとしてみると
手を振りかぶる
(テイクバック)している間は
投げる動作(指を離す動作)に
移行することが出来ないので
後ろに引き切った状態から
ダーツを離し始めることになる。
これがわかります。
Point!
指を離し始める動作は引き切った後
(テイクバック後)からしか出来ませんが、
指を離し始める『意識』は
テイクバック前から考え備える!
こうした考え方・備え方で
動作の先読みをすることで
次の動作、その次の動作、そのまた…
といった余裕が生まれるので
限られた時間を効率良く使えます。
この考え方を取り入れることで
良い結果、効率の良い練習・上達に
繋げることが出来ます。
重要!
『遅く離す』練習を重ねるよりも
『早く離す』練習から重ねていくことが重要!
この練習順番を意識することで、
ダーツを何処で離すか?
考えなくても出来るようになります。
さらには、早く離す練習をした方が
上手くなりやすい。
何故でしょうか?
早く指から離す・離れ出す練習の方が
『実力を上げる時間効率が良い上に
次のステップへ繋げやすい』からです。
指から早く離して投げようとすると、
ほとんどのプレイヤーが
ダーツが上に飛び抜けてしまうように
感じると思います。
このスタートラインから
練習を重ねていくと、
飛び抜けてしまいそうなダーツを
なんとかコントロールするために
『ダーツと指が触れている状態』
これを長くしようと考え始めて、
意識できない状態でも
『限られた時間をなんとか長く使おう』
コントロールしようとします。
これが『タッチを長くする』
という考え方で、
これをもう少し練習を重ねて
詰めていくと
『遅く腕を振っているのに何故かダーツが早い』
こんな風に見えるような
ダーツも簡単に投げられるようになります。
ダーツを離し始めるのが今までより早く
離し終わるのが今までよりも無駄なく遅い
これを出来るような練習を重ねましょう。
(長いタッチや
上手くダーツに力を伝える為の練習になります)
さらには、
自分の実力の限界を伸ばすことに挑戦する
『予習』を習慣化すること
繋がっていくかと思います。
次のステップ(23)に続きますが
このテクニックを覚えることが
『ダーツを離す』のではなく
『ダーツが離れていくように』投げられる
という有利な投げ方の活用方法へと
繋がっていきます。
『ダーツが離れていくように』
投げることが出来ると、
ダーツを離すタイミングを自分で選べるので
指を離している途中の動作で
急に離したり、ゆっくり離したりしても
どうやっても狙ったところに飛ばせる。
重要!
どんな投げ方でも投げられるようになる!
腕の動作から先の動きについては
『動き出してから、動き終わるまでにすべて補正』
出来るようになります。
この練習を重ねていくと…
投げる。
という情報を適当に腕へ入れても、
そこから投げ終わるまでの間の時間で
瞬時に数々の補正をしながら
投げ終わる時までには
必ず同じ情報にしていくからです。
テイクバックは
この『補正』を初めから
差し替えやすくするために
考えることなので、
今回の
『遅く離すより、早く離す練習!』
の考え方のように、
『テイクバックより、フォロースルー!』
という練習順番になります。
では、
『テイクバック』はそれほど重要ではないのか?
ただ倒すだけ。
という考え方を説明しましたが、
フォロースルー時に
より細かい補正を実行できるように
自分にあったテイクバックの仕方を
考えていくことになります。
練習効率を考えた上で
他のプレイヤーが見落とすような
僅かなポイントを詰めていくことが
大きな差を生みます。
次回の
最短・最速ダーツ投げ方のコツ。(23)は
初心者向けダーツ入門編(6)と同じ内容で
『ダーツが離れていくように』投げられる
効率の良い練習方法について考えます。