ダーツ投げ方のコツ(6)
クリケットナンバー『17』&『19』の狙い方
クリケットナンバー攻略ですが、
『ダーツが上手くなる!』目標達成の為に
多少の『ダーツをコントロールする。』
という課題が必要となるので、
前回から次回へと
話しが続いていく内容もありますが
がんばっていきましょう!
それでは!
前回『20』からのつづき。
今回は『17』&『19』
狙い方について考えていきましょう。
『19』であれば
下に外した方がシングルの広さがあるので
縦ズレで良い。
としてしまいそうですが
バレルが手から離れる場所・高さを
限定した場合で考えてみると
Bullよりも下部に向かって
縦ズレを意識して投げた場合
かなり弱めのスピードコントロールをすることなり
弧(軌道)の角度も大きくなります。
モノを投げることに対して
ある程度以上の力の方がコントロールしやすい。
ことへの理解はあると思います。
これは、
適当・適度な力加減よりも
意図して強い・弱いという力で投げる場合の方が
バレルが指から離れるまでの時間が
わずかに長くなるために
『自分でダーツを投げる!』
という個々の意図・意志が入れ易くなるため
実力差が大きく反映されます。
中・上級者と呼ばれるAフライトまでは
『自分の意志・意図を優先して投げる』よりも
重力などの簡単な原理原則を
優先した上で考えて投げる。
このことを
早く取り入れた方が結果として上達も早く
ダーツへの理解も進みます。
・バレルから指を離すという意識を持ち始めてから
・離し終わるまでの時間が出来るだけ長く
・離し終わるときには静かにスムーズにリリース
出来ることがダーツをコントロールする
最重要ポイントなんですが
さて、これらの問題をどうするか
今回はこんな考え方を取り入れてみましょう。
『条件を限定』することで、
・ある程度の強さで投げて
・『17』&『19』というやや横へ傾いた縦連れ
そのカタチにあわせる方法を考える。
ここで1つの超重要ポイント。
重要!
クリケットナンバーはすべて
Bullからの放射状に広がっています!
ということは、
クリケットナンバーを狙う際に構える位置は
特殊な場合を除き
すべてBullを基準にするべきといえます。
何故でしょうか?
中心(Bull)から
『17』&『19』に向って投げた場合
その向きに応じて放射角度が付きます。
この放射角度は狙うクリケットナンバーへの
入りやすい条件をほぼ満たしているからです。
『19』を狙って投げた場合の
外れる位置を良くチェックしてみましょう。
ある程度ダーツが上手になってくると
・3の近く内側添い『19』のトリプル・シングル
・『3』シングルに外れることが多い
となってくるかと思います。
ダーツは推進力が弱まると
真下に落ちようとする挙動がハッキリとしてきます。
(常時ダーツに重力はかかっていますが、
推進力が強い場合はその進路に大きな影響はありません。)
ボードに到達するまでの軌道は真上から見た場合
ほぼ直線ですが、
極端に弱く投げた場合はわかりやすく
下に向って落ちるときの軌道が変化します。
(19を狙った場合は左側に向って投げますが、
重力による真下へ落ちる力が加わるため
思ったほど左側へ行かない。)
このイメージを覚えましょう。
実際はダーツが目標に到達するまでの
距離を脳が誤認する。
これが原因でショートする(届かない)という
問題が大きいのですが、
イメージとしてはこういった覚え方の方が
簡単に正確にインプット出来ます。
上達というのは
イメージと現実を擦り合わせていく作業
と言えます。
一歩目のキッカケがあれば目標を見失わない限り
動作も改善されていくはずです。
check!
1番良い!とされている投げる強さ。は
タングステンダーツの場合
ダーツが落ちるか落ちないか?
というところで刺さるようにする
という話しをよく聞きます。
じゃあ具体的にどの強さ?
となるとあまり説明を聞いたことがありません。
先に説明した通り、
適度・適当な強さ以上に
意図して弱く・強く投げ過ぎている場合は
いまの自分の技術が
反映する度合いが大きくなるので
ダーツの形状・ルールが上手に
活かせていない場合が多い。
(道具への理解が足りない)
投げる強さというのは、自分にとって
無理なく投げられることが大切になります。
そこで『2つのイメージ』
無理無く投げられる強さと
落ちるか落ちないか?の強さを
合わせていくことが必要になります。
簡単にまとめると道具を理解して
無理なくなげているのに1番都合の良い。
投げ方を探す!
ことがとても重要となります。
少し難しい言い回しになりますが、
この『都合の良い強さ』というのは
左に向う力、下に落ちる力の拮抗状態が収束点となるので
コントロール結果を求めやすいということです。
上級者のダーツは1ビットを争う競技です。
どれだけ考えたかで
必ず0.1ビットでも目標に近づけられます。
一般的な理解度・投げ方による
『17』&『19』を
狙った位置からズレる収束点を考えてみると
19のシングルの収束点は『3』寄りの内側。
これを理解して
シングルに抜く技術も含めて応用して行きましょう。
解り辛くなるほどに
同じような内容のことを繰り返して
書いていますが、
Bullから放射状に広がる下部への数字に対して
外側へ集めるのは自分の技術
内側へ集めるのは原理・原則
という事実を
どうしても理解する必要があるからです。
どちらが現状のレーティングを上げるのに
先に必要となる知識でしょうか?
こういう細かいところの積み重ねが
たくさん折り重なって
やっと『1ビット』自分の狙った場所へ近づきます。
さらに外れる範囲が狭まってからの
『1ビット』を近づけるためには
これ以上の内容を理解していくことになります。
運動能力に関係なく
《最短でレーティング17・ダーツライブプロ取得》
についての解説も入って来ているので
難しいところもありますが
必ず役に立つ内容かと思います!
ここでは
Aフライト・AAフライト以上を対象にした
内容で進んでいきますので
段々と内容が深く難しくなっていきます。
理解が難しい場合は
ひとつひとつは飛ばしてしまっても
後から必ず理解出来るようになりますので
ガンガン進んでいきましょう!
ダーツの上達は
ある一つの技術レベルが上がると
その技術レベルにつられて一気に上達する場合が
多いです。
これは何故か?と言うと
ひとつの難しい技術を習得するとそれに応じて
『他の知識も理解出来る様になっていくから。』
ということです。
今回の最後に、
ある程度の強さ。についての補足ですが
『17』&『19』の場合
腕は下に振り下げるものなので
押し出す動きとも連動させやすく現状の
技術レベル以上に安定して調整しやすい!
(動作が自然で無理が少ない)はずです。
ターゲット(トリプル)に届くまでの
弧を低くできる=強く投げる
ことを自然な動作の中に取り入れられるので
ここではちょっと考えるのみで
進んでいこうかと思います。
このページは後から編集を重ねたんですが
今回については今後の内容の為にも
『17』&『19』というより
全体の投げ方・考え方ついての説明が
多くなってしまいました。
次回以降をお読み頂けたら繋がっていく内容が
多く書いてありますので
今回のみでは理解が難しくなっていて
申し訳御座いません。
また全体の説明が終わった段階でもう一度
編集させていただきたいと思います。